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概要

トレンドマイクロでは、複数のトレンドマイクロ製品で利用している User Mode Hooking(以下、UMH)コンポーネントと、2022年6月15日にリリースされた最新の Microsoft Windows 11 (KB5014697) および Windows Server 2022(KB5014678)の間に互換性の問題があることを確認しました。

UMHコンポーネントは、ランサムウェア保護などの一部の高度な機能を担っています。 トレンドマイクロでは、Microsoft Windows 11 (KB5014697) または Windows Server 2022(KB5014678)を適用して再起動すると、UMHドライバが停止する可能性がある問題を確認しています。

現在トレンドマイクロでは、この現象について調査を行い、以下の日程でソリューションを提供する予定です。
ソリューションが準備できるまで Windows Update 適用をお待ちいただくようご検討をお願い致します。
※すでに Windows Update を適用されたお客様は、トレンドマイクロからソリューションが提供されるまでパッチをアンインストールいただきますようお願い致します。
※Microsoft社のKB番号はKB5014019からKB5014697、KB5013944からKB5014678へそれぞれ変更されています
    

製品名影響を受けるバージョンソリューション
Apex One 2019All2022年9月13日リリースの
Apex One SP1 にて対応予定済み
Apex One as a ServiceAll2022年6月23日 (臨時メンテナンス) にて対応済み
Deep Security Agent(※)20.0下記ビルドにて対応済み
Deep Security Agent - 20.0.0-4959 (20 LTS Update 2022-07-04)
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ10.0 SP1Patch 2419 以降で対応済み
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス6.72022年6 月27日配信の下記ビルドにて対応済み
VBBSSエージェント:6.7.2125 / 14.2.2085

※Trend Micro Cloud One Workload Security 、Trend Micro Deep Security 20.0環境いずれで利用の場合も対象となります。