モジュール

ビルド番号

InterScan MSSモジュール(imssd)

5.11-Build 1215

検索モジュール(libCIS_DLL.so)

5.11-Build 1273

メッセージモジュール(libtmmsg.so)

5.11-Build 1340

Trend Micro Control Managerエージェント(libEN_Product.so)

5.11-Build 1215

eManagerモジュール(libem_core.so)

5.11-Build 1208

InterScan Messaging Security Suite 5.11 Linux版 　マスタープログラム

プロダクト

バージョン

サイズ

日付

ユーザ・ガイド

imss511_lin_b1079_r1.tar.gz

5.11

51.9MB (54,486,977 bytes)

2006/08/28

･Readme
･管理者ガイド

InterScan Messaging Security Suite 5.11 Linux版 Patch 6

プロダクト

バージョン

サイズ

日付

ユーザ・ガイド

imss511_lin_patch6_r1.tar.gz

5.11
Patch 6

12.0 MB (12,674,377 bytes)

2007/05/21

Readme

# mkdir /tmp/IMSS511_PATCH6
# cd /tmp/IMSS511_PATCH6/

# gzip -cd imss511_lin_patch6_r1.tar.gz | tar xvf -

# ./imssinst

Do you accept the license agreement? [y/n]

The installation directory is /opt/trend/imss. Is it correct? [y/n] Default is 'y'.

Continue the installation? [y/n] Default is 'y'.

===== stopping daemons =====
（中略）
===== backing up =====
（中略）
===== replacing files =====
（中略）
===== changing settings =====
（中略）
===== starting daemons =====
（中略）
Start imssd.
/opt/trend/imss/bin/imssd has started.
Start aphost.
/opt/trend/imss/bin/aphost has started.
Start imsssysmon.
/opt/trend/imss/bin/imsssysmon has started.
/opt/trend/imss/bin/aphost is running.
patch 6 has been installed successfully.

<インストールフォルダ>/imss/script/S99ISIMSS stop

UpdateServer=http://imss-unix-p.activeupdate.trendmicro.co.jp/activeupdate/japan

<インストールフォルダ>/imss/script/S99ISIMSS start

# ./imssinst

Do you accept the license agreement? [y/n]

The installation directory is /opt/trend/imss. Is it correct? [y/n] Default is 'y'.

Do you want to roll back patch 6? [y/n]

...
Start imssd.
/opt/trend/imss/bin/imssd has started.
Start aphost.
/opt/trend/imss/bin/aphost has started.
Start imsssysmon.
/opt/trend/imss/bin/imsssysmon has started.
/opt/trend/imss/bin/aphost is running.
Rollback is complete and daemons are started.

InterScan Messaging Security Suite 5.11 Linux版 Patch 6

項番

製品Q&A/設定

問題内容

1

-

フィルタアクションのe-mail通知で送信先として「オリジナルメッセージの送信者」をオンにした場合、下記の設定によりエンベロープではなくMIMEヘッダの送信者アドレスから取得する設定の追加

eMan_db.xml の次の部分に設定します。

IMSS¥registry¥config¥Classification¥0002¥0001

無効/初期設定値
<value type= "dword" valueName="GetSenderFromMIMEHeader">0</value>
またはキーの記載なし
(オリジナルメッセージの送信者アドレスをエンベロープから取得)

有効
<value type= "dword" valueName="GetSenderFromMIMEHeader">1</value>
(オリジナルメッセージの送信者アドレスをMIMEヘッダから取得)

2

-

通知メールに挿入する%RCPTS%トークン (受信者アドレス) の値を、MIMEヘッダの「TO:」フィールドではなくエンベロープの「RCPT TO:」フィールドから取得する設定の追加

eMan_db.xml の次の部分に設定します。

IMSS¥registry¥config¥Classification¥0002¥0001

無効/初期設定値
<value type= "dword" valueName="GetTokenRCPTSFromCommand">0</value>
またはキーの記載なし
(%RCPTS%の値をMIMEヘッダから取得)

有効
<value type= "dword" valueName="GetTokenRCPTSFromCommand">1</value>
(%RCPTS%の値をエンベロープから取得)

3

-

ファイル名が63バイトを超える特定のbinhex形式のファイルが添付されたメッセージを処理中に、InterScan MSSの子プロセスが停止する問題

本Patchの適用後は、ファイル名の最大値が既存の63バイトから255バイトへ変更されます。その最大値を超えるファイル名のbinhex形式の添付ファイルを処理する場合も、ファイル名の切り捨て処理によって子プロセスが停止する問題が修正されます。

4

-

POP3検索で一時ファイル用ディレクトリに書き込めなくなったときに退避れるメールデータのサイズが0バイトになってしまう問題

POP3検索中に一時ディレクトリの空き容量がなくなった場合、メールは別の場所に.DFファイルとして保存されていました。この.DFファイルのデータサイズが0バイトになり、メールがなくなってしまう問題がありました。

本Patchの適用後は、POP3検索中に一時ディレクトリがいっぱいになった場合、POP3レスポンス「-ERR InterScan MSS POP3 Proxy internal error」がクライアントに送信され、退避されたメールはメールキューから削除されなくなります。

5

-

メッセージの添付ファイルの文字セットがEUC-JPのとき、InterScan MSSのユーザインタフェースでデコードの問題が発生して、ログファイルに判読できない添付ファイル名が表示される問題

本Patchの適用後は、eManagerがEUC-JP文字セットを正確に解釈できるようになり、ログファイルに適切な添付ファイル名が表示されるようになります。

6

-

eManagerのモジュールがMicrosoft Office 2003とPDFのファイルを展開できないため、これらのファイルのフィルタに失敗することがある問題

本Patchの適用後は、eManagerのモジュールファイルがアップデートされ、Microsoft Office 2003とPDFのファイルをフィルタできるようになります。

7

-

Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) エージェントがControlManagerサーバにeManagerのセキュリティログを送信する際、ログ中のフィルタタイプ (SL_FilterType) およびコンポーネントコード (CLF_ComponentCode)の値が正しくない問題

これにより、Control Manager Managed Servicesで作成されるスパムメールのレポート内の値が正しくありませんでした。
本Patchの適用後は、「SL_FilterType」および「CLF_ComponentCode」について正しい値がControl Managerエージェントより送信されるようになります。

8

-

InterScan MSS通知メールの本文にユーザが%DATE&TIME%トークンを設定した場合、通知メールに英語形式で表示される問題

本Patchの適用後は、通知メールの本文に%DATE&TIME%が適切に日本語形式で表示されるようになります。

9

-

imss.iniファイルの [MessageModule]セクション LimitRecipientsの値によって受信者制限を設定した場合、等しい値のメッセージには処理が実行されず、 値を超えたメッセージにのみ処理が実行される問題

たとえば値を「250」に指定した場合、「250」では処理が実行されず「251」から処理が実行されます。本Patchの適用後は、指定した値と同じ値の場合でもメッセージが正常に処理されるようになります。

10

-

メッセージの本文が0バイトのとき、eManagerのメッセージサイズフィルタが添付ファイルの総サイズを正しく把握できずフィルタされない問題

本Patchの適用後は、メッセージ本文が0バイトの場合でも、eManagerのメッセージサイズフィルタがメッセージの総サイズを添付ファイルも含み完全にチェックするようになります。メッセージはメッセージフィルタの条件に従い適切にフィルタされます。

11

-

eManagerのコンテンツフィルタで [添付ファイルのファイル名に次の内容が含まれる場合] を設定していると、ファイルとして添付されているメールの件名もフィルタの対象に含まれる問題

本Patchの適用後は、eManagerが正しくない個所をフィルタの対象にしてしまう問題が修正されます。

12

-

Patch 5適用後、Control Managerサーバの配信機能でパターンファイルなどのアップデートができなくなる問題

Control ManagerエージェントモジュールとActiveUpdateモジュールとの間で互換性に問題があったため、ActiveUpdateモジュールが呼び出された際に処理が停止してアップデートができなくなっていました。

本Patchの適用後は、Control Managerサーバの配信機能でパターンファイルなどのアップデート中に処理が停止してしまう問題が修正され、正しくアップデートできるようになります。

13

-

InterScan MSSが不正なメールを処理および隔離する際の通知メッセージの送信時に、MTAからSMTPセッションを切断できなくなる問題

この問題は、imss.iniファイルで次のキーを有効にしている場合に発生します。

[General-Notification]
notify_malform_email=yes
[smtp]
quarantine_malform_email=yes

本Patchの適用後は、SMTPセッションが切断されない問題が修正されます。

14

-

InterScan MSSがPOP3メッセージを処理中に、メッセージの最後に余分な改行が 追加されてしまう問題

本Patchの適用後は、InterScan MSSがメッセージデータに余分な改行を追加しなくなります。

15

-

eManagerフィルタが、メールクライアントThunderbird 1.5を使用して作成されたメールから添付ファイル名をフィルタできない問題

本Patchの適用によりeManagerはThunderbird 1.5を使用して作成されたメールの添付ファイルの正しいファイル名を特定できるようになります。

16

-

Becky!で作成された件名と添付ファイルのみで本文のないメールがeManagerの詳細コンテンツフィルタによって正常にフィルタされない問題

本Patchの適用後は、Becky!などのメールソフトで作成された件名と添付ファイルのみで本文のないメールに対してInterScan MSSが正常に詳細コンテンツフィルタを適用できるようになります。

17

-

InterScan MSSの停止前にネットワークインタフェースがシャットダウンした場合、imssagentのプロセスを停止できない問題

18

-

InterScan MSSがパターンファイルのアップデートによって生成された通知メールをqmail経由で送信できない問題

この問題はqmailが、LFのみの改行コードをもつメッセージを拒否していたためです。
本Patchの適用後は、通知メールの改行コードにCR+LF を使用し、この問題が修正されます。

19

-

添付ファイルをUUENCODE化した文字列の最上位ビットをオンに設定した場合、InterScan MSSがこのファイルをデコードできない問題

Outlook Expressは添付ファイルをUUENCODE化した文字列の最上位ビットを無視するため、このような場合でも添付ファイルをデコードできます。

本Patchの適用後は、InterScan MSSが最上位ビットを正しくデコードして、このような添付ファイルを正常に処理できるようになります。

20

-

malformメールに対して生成される通知メールで、メールヘッダの受信者フィールドが常に「root@localhost」と表示される問題

本Patchの適用後は、imss.iniファイル [General-Notification] セクション「Administrator」キーによって定義された値が受信者フィールドに表示されるようになります。

21

-

破損したメッセージの処理および隔離の際にInterScan MSSから通知メッセージが送信されると、imssdのCPU使用率が100%になる問題

この問題は、imss.iniで次のキーを有効にした場合に発生します。

[General-Notification]
notify_malform_email=yes
Administrator= <e-mail address>

22

-

MIME multipartバウンダリが含まれないメッセージの場合、eManagerコンテンツフィルタがメッセージヘッダをフィルタしない問題

本Patchの適用後は、<インストールディレクトリ>/imss/lib/TMeMgr.iniの [em_core] セクションで次のキーを追加することでメッセージをフィルタ対象にできるようになります。

ForceMailHeaderScan=yes

23

-

通知メールのサイズがディスクの容量を圧迫する問題

通知メールの設定で%SUBJECT%トークンを使用している場合、InterScan MSSはオリジナルメールの件名を使用して通知メールを作成し、Quoted Printableによりエンコードしようとします。
オリジナルメールの件名のエンコード文字列がCRで終了した場合、InterScan MSSは通知メール終端のCRおよび次のEOFに到達できず、一時ファイルにCRを繰り返し書き込み続けます。その結果、ディスクの空き容量がなくなるまで通知メールのサイズが増大していました。

本Patchの適用後は、この問題が修正されます。

24

-

InterScan MSS管理コンソールからアドレスグループの設定後、アドレスグループのメールアドレスが正常に表示されない場合がある問題

25

-

Postfix用キューディレクトリを変更すると、InterScan MSSがこのディレクトリを取得できずにキューのモニタに失敗する問題

本Patchの適用後は、InterScan MSSは正しいPostfix用キューディレクトリを取得し、キューをモニタできるようになります。

26

-

Postfixパラメータが設定ファイルの最初のインスタンスに書き込まれるにもかかわらず、Postfixが自身のプロセス設定に最後のインスタンスを使用する問題

本Patchの適用後は、ユーザがInterScan MSS管理コンソールでPostfix設定を保存すると、aphostデーモンが設定ファイル内のそのパラメータのすべてのインスタンスに書き込みPostfix設定を保存します。

27

-

検索エンジンのアップデート後、Control Managerエージェントが、アップデートされた検索エンジンのバージョン番号をControl Managerサーバに正常に送信できない問題
Control Managerエージェントが誤った製品のバージョン番号をControl Managerサーバに送信する問題

本Patchの適用後は、Control Managerエージェントが最新の検索エンジンのバージョン番号と製品のバージョン番号を正常にアップデートできるようになります。

28

-

Control Managerサーバからのパターンファイルのアップデート直後に、imssdプロセスが正常にシャットダウンできない問題

Control Managerサーバよりパターンファイルがアップデートされると、imssdプロセスはControl Managerエージェントにより再起動されます。 この時、InterScan MSSのプロセスはシグナルに関する属性を適切に初期化せず、Control Managerエージェントより引き継いだシグナルに関する属性を保持しています。
その結果、imssdプロセスはTERMシグナルをハンドルできず、「S99IMSS stop」が正常にimssdプロセスを終了させることができませんでした。

本Patchの適用後は、imssdプロセスの起動時にシグナルに関する属性が適切に初期化され、正常にimssdプロセスを停止できるようになります。

29

-

詳細コンテンツフィルタで、添付ファイルのファイル内容を確認する設定にしている場合、添付PDFファイルの検索が正常に実行されない問題

PDFファイルに特定の日本語が含まれていた場合、ヒープ領域の消費によるメモリエラーが発生します。
本Patchの適用後は、PDFファイル用抽出モジュールがアップデートされ、この 問題が修正されます。

30

-

InterScan MSSの起動または終了時に、InterScan MSSとは関係のないプロセスが強制終了させられてしまう問題

InterScan MSSをS99ISIMSSスクリプトを使用して起動・終了させる際、「tail -f /var/CM.log」「tail -f mrf.log」など、「CM」「mrf」という文字列を含むプロセスが動作していると、そのプロセスがInterScan MSSとは関係のないものでもtmiスクリプトによって強制終了させられます。

また、InterScan MSSをS99ISIMSSスクリプトを使用して終了させる際、「LWDM」という文字列を含むプロセスが動作していると、tmiスクリプトが誤ったエラーメッセージ (TMI LWDMServer stop fail) を表示します。

このPatchの適用後はtmiスクリプトが修正され、これらの問題が解消されます。

31

InterScan MSSがPOP検索を正常に実行できない問題

この際、次のエラーが発生します。

「:-ERR InterScan MSS POP3 Proxy internal error」
(InterScan MSS POP3プロキシ内部エラー)

InterScan MSSは、次の2つの原因によりPOP3検索に失敗していました。

1) 最終行が1024バイトを超えると、InterScan MSSが「-ERR」ステータスを返す

2) 破損したメッセージが検出されると、InterScan MSSが「-ERR」ステータスを返す

本Patchの適用後はこれらの問題が修正され、InterScan MSSが正常にPOP3検索を実行できるようになります。

32

-

一時フォルダの空き容量が不足している場合に、SMTP検索でメールが消失する 可能性がある問題

この問題はimss.ini設定ファイル内に以下の設定がある場合に発生する可能性があります。

[smtp]
quarantine_malform_email=yes

本Patchの適用後はエラー処理が強化され、一時フォルダの空き容量が不足している場合は、メールが消失することなく、前段のメールサーバに「451」のレスポンスコードを返すようになります。

ファイル名

日付/サイズ

ビルド番号

機能

aphost

2007/03/15
1,730,435

1215

管理コンソール補助モジュール

func.js

2005/10/22
61,213

1159

-

imssd

2007/03/15
656,005

1215

メールデータ処理メインモジュール

imsssysmon

2005/10/29
156,717

1159

プロセス等の監視モジュール

imssutilerr.dat

2005/10/29
23,796

1159

-

libtmau.so

2005/10/29
1,757,260

1159

-

scheduled

2007/03/15
1,198,854

1215

スケジュールアップデートモジュール

S99ISIMSS

2007/03/15

4,661

1215

imssd 用起動スクリプト

S99APHOST

2006/05/24
2,298

1199

imssd 用起動スクリプト

S99IMSS

2006/05/24
7,271

1215

imssd 用起動スクリプト

tmi

2007/02/12
7,540

*

-

AuPatch

2006/10/11
280,138

1215

-

libtmactupdate.so

2006/10/11

1,867,261

1215

-

about.htm.xhtml

2005/10/22
7,292

1159

管理コンソール内設定画面

delivery_settings.htm.xhtml

2005/10/22
7,655

1159

管理コンソール内設定画面

do_querying.htm.xhtml

2005/10/22
5,528

1159

管理コンソール内設定画面

general_settings.htm.xhtml

2005/10/22
9,891

1159

管理コンソール内設定画面

httpd

2005/12/02
649,254

1.3.34

管理コンソールメインモジュール

libssl.so

2005/12/02
1,206,247

2.8.25

管理コン