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本リリースにおける既知の制限事項は次のとおりです。

  1. インフォメーションサーバの復元機能を実行する際、接続を復元するために管理者のユーザ名とパスワードを入力するよう求められます。一部のサーバで接続を復元できなかった場合でも、インフォメーションサーバの復元の最終的な結果は「成功」になります。
     
  2. Windows Server 2008はMessengerサービスをサポートしていません。そのため、Windows Server 2008上ではメッセージボックスによる通知機能は動作しません。
     
  3. リモートデスクトップ接続を使用している場合、システムトレイに一般サーバのアイコンは表示されません。
     
  4. Windows Server 2008でUAC (ユーザアクセス制御) が有効になっており、かつAdmin.iniで「ExcludeUNCPath=1」に設定されている場合は機能しないことがあります。
    この設定は管理コンソールでUNCパスを検索除外に設定するためのフラグです。
     
  5. ドメインツリーで、ServerProtect 5.7 64ビット一般サーバに対して32ビットのアイコンが表示されます。バージョン5.8にアップグレードすると、正しいアイコンが表示されるようになります。
  6. ScanNow (手動検索) の実行中、検索の終盤に見つかったウイルスは手動検索モニタ画面に報告されないことがあります。ただし、ウイルスログと手動検索 (ScanNow) ログでは正しく報告されます。
     
  7. 空のドメインの情報は、Control Managerサーバに対してアップデートされません。そのため、Control Managerサーバに表示されません。
     
  8. 複数のNICが接続されている場合、インフォメーションサーバリストまたは一般サーバリストにはプライマリNICコンピュータのみが表示されます。
     
  9. インストールパッケージを使用して一般サーバをリモートでインストールする場合、管理コンソールはアップグレードされません。
     
  10. プログラムの配信機能を使用して古い一般サーバをアップグレードする場合、管理コンソールファイルとインフォメーションサーバも一緒に配信されます。
     
  11. 古い一般サーバをアップグレードすると、ウイルス検索エンジンのバージョンが、インストールパッケージに含まれているバージョンに置き換えられます。
     
  12. ServerProtect 5.58/5.7管理コンソールを使用してServerProtect 5.8インフォーメションサーバを管理することはできません。管理コンソールのバージョンは、インフォメーションサーバのバージョンと同じである必要があります。
    また、ServerProtect 5.8の管理コンソールを使用して、ServerProtect 5.58/5.7のインフォメーションサーバを管理することはできません。
     
  13. Control Managerエージェントをインストールすると、既存のすべてのログがControl Managerサーバに送信されます。これにより、ネットワークトラフィックが増加する場合があります。
    重複を避けるために、管理コンソールからすべてのログを削除してからエージェントをインストールしてください。
     
  14. インストール先コンピュータと、インフォメーションサーバがインストールされているコンピュータのOSの種類 (32/64ビットの種別) が異なる場合、リモートインストールは行えません。
    また、インフォメーションサーバと同一コンピュータに一般サーバがインストールされていない場合も、リモートインストール機能は使用できません。
     
  15. 検索結果の [ログの詳細情報] 画面にある [説明] で、スパイウェアが検出された場合でもウイルスと表示されます。ログ表示の [詳細情報] 画面にある [説明] では、正しい内容が表示されます。
     
  16. 一般サーバはインストール時に他のウイルス対策ソフトをアンインストールする機能を持っていません。一般サーバと他のウイルス対策ソフトが同一サーバにインストールされた場合、パフォーマンス低下などの問題が起こる可能性があります。そのためその様な環境はサポートしません。
    他のウイルス対策ソフトが先にインストールされている場合には、必ず事前にアンインストールしてください。
     
  17. ServerProtectの管理コンソールを含むすべてのプログラムは、日本語OS上でのみサポートされます。
     
  18. ServerProtect for Windowsでは、ServerProtect for Network Appliance filersおよびServerProtect for EMC Celerraの管理はサポートされません。その逆も同様にサポートされません。
     
  19. Windows Server 2008 R2では、コンピュータに再度ログオンした際、一般サーバのアイコンが表示されません。これはOSの仕様変更によるものです。ServerProtectが動作していることを確認するには、"Trend ServerProtect"サービスが起動しているかご確認ください。
     
  20. 管理コンソール上の一般サーバのコンピュータ名の文字数は15バイト以内です。
    これは表示上の制限であり、通常運用では支障は確認されていません。ただし、NETBIOSの制限に準じ15文字以内とすることを推奨しています。
  21. Control Manager と同居している場合、Control Managerエージェントを再インストールまたはControl Managerの管理コンソール上からServerProtectのエンティティを削除した後に"Trend Micro Management Infrastructure"サービスを再起動しても再登録できません。
    この現象を回避するためには、"Trend Micro Management Infrastructure"サービスを停止した状態で以下の4ファイルを削除した後、エージェントの再インストールもしくは再登録を行う必要があります。

    -mrf_entity.bak
    -mrf_server.bak
    -mrf_entity.dat
    -mrf_server.dat
  22. ScanNow もしくはタスク検索で、検索対象のフォルダ数が多すぎると検索されたファイルの数を正常に表示できない場合があります。この場合、複数のタスクに分けて検索を実行するか、全ドライブ検索を実行します。
  23. インフォメーションサーバに複数のNICが装備されている場合でも、管理下の全ての一般サーバはインフォメーションサーバとして単一のIPアドレスのみを指定します。
    同一のインフォメーションサーバが管理下のIPセグメントによって異なるIPアドレスを利用するような構成はサポート対象外となりますので、セグメント毎にインフォメーションサーバを配置する構成を推奨します。

 

その他、Readmeには記載されていませんが、NAT環境にも制限がございます。詳しくはこちらをご覧ください。