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■目次

Critical Patchとは
インストールの前に
システム要件
最新版ダウンロード

インストール手順

予想適用時間

インストールの確認手順

インストールの後に

アンインストール(ロールバック)手順

修正される既知の問題

変更されるファイル一覧

■Critical Patch とは

本Critical Patchは、Trend Micro InterScan VirusWall スタンダードエディション 6.02 Windows版 ( 以下 ISVW SE ) で発生する問題を修正するためのプログラムです。修整される問題の詳細については、「修整される既知の問題」を参照してください。

■インストールの前に

インストールを行なう前に、付属のReadmeファイルおよび管理者ガイドをお読みください。ISVW SE のご利用にあたり重要な情報が記載されています。
本Critical Patch (build 7242) の適用前に、ISVW SE マスタープログラム (build 7180) 及び Patch 1 (build 7209) がインストールされている必要があります。

ISVW SE マスタープログラム及び Patch 1 (build 7209) は、最新版ダウンロード からダウンロードできます。

■システム要件

本Critical Patchは、ISVW SE ビルド 7209 から 7241 までの環境に適用できます。ビルド 7243 以降をお使いの場合は、適用する必要はありません。

その他の要件は、ISVW SE のシステム要件に準じます。

■最新版ダウンロード

本Critical Patchは、「最新版ダウンロード」からダウンロードできます。

Trend Micro InterScan VirusWall スタンダードエディション 6.02 Windows 版Critical Patch

プロダクト

バージョン

サイズ

日付

ユーザ・ガイド

isvw602_win_criticalpatch_b7242.zip

build 7242

4.13MB
(4,332,165 バイト)

2008/08/05

Readme

■インストール手順

本Critical Patchのインストール手順は次の通りです。

    1. 本Critical Patchを任意のフォルダに解凍します。

    2. 解凍されたファイルから「isvw_602_win_jp_cpb7242.exe」を実行します。

    3. 以下の画面にて「インストール」ボタンをクリックします。

    4. Critical Patchのセットアップ画面が表示されます。

    5. 以下の画面(インストール成功)が表示されたら「OK」ボタンをクリックしてください。

    以上でインストール作業は終了です。

    ※ 適用後にOSの再起動は必要ありません。

■予想適用時間

平均 2 分間

*
検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。あくまでも目安としてご利用ください。

■インストールの確認手順

インストールおよびアップデートの確認手順は次の通りです。

    1. 本Critical Patchが正常にインストールされたことを確認するには、Webコンソールにログオンし、「概要」ページを開きます。

    2. 「ステータス」タブの「製品情報」に、「ビルド番号: 7242」と表示されていることを確認します。


■インストールの後に

インストールを行なった後に、ウイルスパターンファイルおよびウイルス検索エンジンのアップデートを行なうことを強くお勧めします。最新のウイルスに対応するために、ウイルス検索エンジン、ウイルスパターンファイルを、常に最新の状態に保っていただく必要があります。

■アンインストール(ロールバック)手順

ISVW SEのロールバック
------------------------------------------------
本Critical Patch のインストール中に問題が発生した場合は自動的にロールバックされ、Critical Patchインストール前の状態に戻ります。本Critical Patchのインストール後に問題が発生した場合、手動でロールバックし、ISVW SE をCritical Patchインストール前の状態に戻すことができます。

手動でインストール前の状態にロールバックするには、次の手順に従ってください。

    1. 次のロールバックフォルダに移動します。

     <ISVWインストールフォルダ>¥Rollback¥

     ※デフォルトではこのフォルダは以下の場所にあります。
     C:¥Program Files¥Trend Micro¥InterScan VirusWall¥Rollback¥

    2. 移動したフォルダで、Rollback_criticalPatch_B7242.batを実行します。

■修正される既知の問題

本Critical Patch (build 7242)の適用により修正される既知の問題は次のとおりです。

Trend Micro InterScan VirusWall スタンダードエディション 6.02 Windows 版Critical Patch build 7424

項番

製品Q&A/設定

問題内容

1

-

isvw-http.exeに対する特定のVisual C++ランタイムエラーがWindowsの画面に表示され、InterScan VirusWall経由のHTTP接続が断続的に接続不能になる問題 (HotFix ビルド 7212)

この問題は、パターンファイルのアップデート時に頻繁に発生します。isvw-httpプロセスは、TMUFEパターンファイルの新しいバージョンの検索時にupdateスレッドを解放し、再起動します。C++ランタイムエラーは、httpのメインプログラムが終了したにもかかわらずupdateスレッドが終了していない場合に発生します。この時、内部データ設定オブジェクトはすでに削除されていますが、updateスレッドはこのオブジェクトにアクセスしようとします。

2

-

メールヘッダに無効な文字セット情報が含まれたメッセージを処理中にTmMsgモジュールでエラーが発生し、isvw-scanプロセスが異常終了する問題 (HotFix ビルド 7218)

この問題により、メッセージの送受信の遅延または失敗が発生します。

3

-

InterScan VirusWallがNDRを送信者に転送した場合、InterScan VirusWallサーバがスパムメール送信元としてQILに登録される場合がある問題 (HotFix ビルド 7232)

InterScan VirusWallは、存在しないスパム送信者に対しても常にNDRを返送します。このNDRにはオリジナルメールの添付ファイルも含まれます。このため、スパムメールが送信者を偽装した後方散乱 (backscatter) メールの場合、ERSスパムフィルタが起動して、InterScan VirusWallサーバは予期せずQILにリストされます。

4

-

SMTPの送受信設定が原因でNDRを受信者に直接送信できないため、InterScan VirusWallで不要な配信処理が発生する問題(HotFix ビルド 7232)

InterScan VirusWallがNDRを通知サーバに送信すると、通知サーバはNDRをInterScan VirusWallに返送します。返送されたNDRを受信したInterScan VirusWallはNDRを検索し、それから受信者に配信するという不要な処理を実行していました。

本Critical Patchに含まれる以前の問題の修整については、Readmeを参照してください。

■既知の制限事項

 既知の制限事項はありません。

■変更されるファイル一覧

本Critical Patchのインストールにより次のファイルが更新されます。

ファイル名

日付/サイズ

Build番号

機能

isvw-http.exe

2008/7/4
475,218 バイト

6.0.2.7242

HTTP検索モジュール

ISVWPIProtocolHttpProxy.dll

2008/7/4
147,552 バイト

6.0.2.7242

HTTP検索プラグイン

isvw-smtp.exe

2008/7/4
802,898 バイト

6.0.2.7242

SMTP検索モジュール

isvw-scan.exe

2008/7/4
561,234 バイト

6.0.2.7242

POP3検索モジュール

isvw-webui.exe

2008/7/4
1,146,963 バイト

6.0.2.7242

Webコンソールモジュール

isvw-perfmon.exe

2008/7/4
155,733 バイト

6.0.2.7242

リアルタイム検索モニタモジュール

TmMsg.dll

2008/7/4
697,688 バイト

6.0.2.7242

通知メッセージ用モジュール