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ISVW for SMBをご利用する際は別にメールサーバを構築する必要がございます。

【クイックスタートガイド20ページの内容抜粋】
通常、MTA (Mail Transfer Agent) サーバ上のMTA 経由でe-mail がインターネットとクライアント間を送受信されるように設定されています。この設定にInterScan VirusWall サーバを追加する場合、既存のMTA とインターネット間に設置し、InterScan VirusWall サーバのMTA(Sendmail またはPostfix) を使って、e-mail が既存のMTA とインターネットに配信されるようにします。
-----------------------------------------------注意----------------------------------------

既存のMTAサーバが存在する場合でも、InterScan VirusWallを別のサーバにインストールする必要があります。
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【詳細情報】

初めに本製品のメール配送処理につきまして以下のとおりに説明いたします。

本製品はメール配送処理がないため、メール配送処理を行うためにSendmailおよびPostfixと同居する必要がございます。同じサーバ内の動作は以下のとおりです。

[ 前段MTA(Postfix/Sendmail)→SMB(ウイルス検索)→後段MTA(Postfix/Sendmail)]←――ISVW for SMBインストール後の内部構造

前段MTAが25番ポートで受け付けたメールを、10025番ポートでISVW for SMBが待ち受けます。ISVW for SMBがウイルス検索後、10026番ポートで待ち受けているMTAに渡します。外部へのメール配送処理は後段MTAが行います。

そのため本製品の使用条件として、PostfixまたはSendmailがインストールして稼動している必要がございます。

なお本製品をインストールした場合、自動的に、すでに稼動しているMTA(PostfixまたはSendmailのどちらか)の設定ファイルを新規に書き換えて、前段MTA・後段MTAとして動作するよう設定されます。

本製品の設計上、受信メールは必ず別のMTA(メールサーバ)に送るよう設定されます。
従いまして、メールを送受信するメールボックスを持つMTAは別のサーバとして必要となります。
これは管理者ガイド20ページにも記載されているとおりでございます。