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<1. 初期設定では「削除」となるメール処理のポリシー>
HESのメール処理に対するポリシーの初期設定で、ルールにマッチすると「削除」となる項目は以下の通りです。セキュリティ的に厳しい処理が設定されていますので、HESの運用開始前に適切なポリシーに設定を変更してください。

ルールの内容

備考

ウイルス対策(Virus)ウイルス発見時
危険度の高い添付ファイルのついたメール
(High-risk Attachment)
実行可能ファイルやAudio形式など、特定の形式のファイルが添付されていた場合
50を超える受信者、または10MB以上の
メール(msg size or # of recipients)
-
スパムメールまたはフィッシング
と判断されたメール(Spam or Phish)
ベースラインの検出率が「中低」の場合

ルールの変更方法については、HESの管理コンソールにログイン後、[受信/送信保護設定]>[ポリシー]の順に進み、ルール項目内の該当のルールをクリックします。

ルールを変更する場合: ご希望の処理方法へ設定を変更後、[送信]をクリックします。
ルールを停止する場合: 「ステータス」項目のアイコンをクリックします。
                                        (変更反映後は、「×」に変わります。)




<2. ポリシールールが適用される順序>
設定したそれぞれのアクションに応じて適用順序が自動的に変更されます。 適用順序は、「インターセプト」→「変更」→「監視」の順にソートされます。

-インターセプト…削除/隔離/他のユーザへの転送
-変更…駆除/添付ファイル削除/件名にタグ
-監視…通知/他のユーザへBCCを送付

設定を変更される場合には、HESの管理コンソールにログイン後、[受信/送信保護設定]>[ポリシー]の順に進みます。該当のルールを選択(クリック)後、[処理]をクリックします。設定を変更した後、[送信]をクリックします。(ご利用の環境によっては、画面をスクロールさせる必要があります。)




<3. 除外ポリシーの設定>
承認済み送信者の指定を行うことで除外設定を行います。
※特定のメールアカウントもしくはドメインからのメールをスパムメール検索から除外したい場合、事前に承認済み送信者を登録することをお勧めいたします。



承認済み送信者の指定方法は、HESの管理コンソールにログイン後、[受信保護設定]>[承認済み送信者]の順に進み、[追加]をクリックして入力します。