回避策1:SpntLogの退避
- [Trend ServerProtect]サービスが「停止」状態であることを確認します。
- 下記フォルダ内のログファイルを別の場所へバックアップします。
[32bit OSの場合]
C:\Program Files\Trend\SProtect\SpntLog\
[64bit OSの場合]
C:\Program Files\Trend\SProtect\x64\SpntLog\ - フォルダ内のファイルをすべて削除します。
※フォルダ自体は削除しません - [Trend ServerProtect]サービスの開始が可能か確認します。
回避策2:パターンファイルの置き換え
-
- 該当の端末の以下のパスにある「lpt$vpn.***」の数字が
大きい方のファイルを削除してください。
□32bit の場合
[C:\Program Files\Trend\SProtect]
□64bit の場合
[C:\Program Files\Trend\SProtect\x64]
- 他のServerProtectが正常動作している端末から、上記のパスにある
「lpt$vpn.***」の数字が大きい方のファイルを該当端末の
上述した同じ場所にコピーしてください。
- Trend ServerProtect サービスが起動するかご確認ください。
- 該当の端末の以下のパスにある「lpt$vpn.***」の数字が
上記ウイルスパターンと同様の手順になります。
置き換えるファイルは「ssaptn.***」となります。
[Trend ServerProtect]サービスの開始が可能かテストします。
回避策3:ダメージクリーンナップサービスの置き換え
TSC.EXE - Damage Cleanup Engine (DCE)
TSC.PTN - Damage Cleanup Template (DCT)
【ダメージクリーンアップサービス手動適用方法】
-
- ServerProtectが正常稼働している一般サーバで 「Trend ServerProtect」サービスを停止し、
以下のファイルをコピー取得します。
□32bit の場合
[C:\Program Files\Trend\SProtect]
□64bit の場合
[C:\Program Files\Trend\SProtect\x64]
ファイル名:
tsc.exe
tsc64.exe (64bit のみ)
tsc.ptn
- 「Trend ServerProtect」サービスを開始します。
- 現象が発生している一般サーバへ「1」で取得したファイルを 以下の場所へ上書き保存します。
32bitOSの場合:
[C:\Program Files\Trend\SProtect]
64bitOSの場合:
[C:\Program Files\Trend\SProtect\x64]
- [Trend ServerProtect]サービスの開始が可能かテストします。
- ServerProtectが正常稼働している一般サーバで 「Trend ServerProtect」サービスを停止し、
回避策4:最新Patchの適用
2021/06/01現在、Windows Server 2012/2012R2 の環境に Critical Patch を適用した場合に「サービス開始エラー258」が発生し、 Trend ServerProtect サービスが起動しなくなる事象が確認されております。
本製品Q&Aに記載の手順を実施しても問題が解決しない場合は下記の製品Q&Aをご参照ください。