以下の手順を実行し、手動アンインストールを行ってください。
注意:Patch / Service Pack 等の修正モジュールを適用されている場合は、修正モジュール のアンインストールを先に行ってください。
(修正モジュールがRPMでインストールされており、rpm -eコマンドではアンインストールできない場合、--noscriptsオプション付きでアンインストールしてください。)
1) Trend Micro Control Manager(以下.Control Manager)でServerProtect for Linuxを管理している場合は、以下のいずれかの方法で、Control ManagerからServerProtect for Linuxの登録解除を行います。
・Control Managerの管理コンソールから登録を解除する
・ServerProtect for Linuxをインストールしているコンピュータから
下記のコマンドを実行します。
# /opt/Trendmiro/SProtectLinux/SPLX.util/CMconfig
2) 下記のプロセスが実行されている場合は、kill, pkill, killallなどのコマンドを使用し、
これらのプロセスを停止します。
splx
splxcore
entity
vsapiapp
splxhttpd
virus_catch_monitor
3) 実行されているカーネルフックモジュールをアンロードします。
# /sbin/rmmod –f splxmod
4) 起動スクリプトとリンクされたファイルを削除します。
# rm /etc/init.d/splx
※初期設定では、以下のファイルにリンクが貼られております。
ServerProtect for Linux 1.2 以降 |
# rm /etc/rc0.d/K99splx |
5) プログラムのインストールディレクトリを削除します。
# rm -rf /opt/TrendMicro
6) ログ保存ディレクトリ(初期設定)を削除します。
# rm -rf /var/log/TrendMicro
7) クーロンテーブルの設定ファイルを削除します。
# rm //etc/cron.d/splx
8) 仮想デバイス用デバイスファイルを削除します。
#rm /dev/splxdev
※通常、仮想デバイス用デバイスファイルは、仮想デバイス(KHM)の
アンロード 時に削除されます。
したがって、残っている場合のみ削除してください。
9) KDEを使用している場合は以下も削除します。
a) [デスクトップ]上の[Trend Micro ServerProter for Linux]のショートカット
b) [KDEメニュー] – [システム] – [Trend Micro ServerProtect]
10) “/etc/ld.so.conf”ファイルを開き、下記の行を削除します。
“/opt/TrendMicro/SProtectLinux/SPLX.lib”
11) 下記のコマンドを実行し、RPMデータベースからServerProtect for Linuxの
エントリーを削除します。
# rpm -e --nodeps SProtectLinux --justdb
※実行時にエラーが出力される可能性があります。
これは、手動で関連ファイル等を削除することによりRPMデータベース内
の整合性が取れないために出力されます。
したがって、それほど気にして頂かなくて結構です。
12) OSを再起動します。
以上ご不明な点等ございましたらサポートセンターまでご連絡ください。