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インターネット回線の状況によっては、大きなファイルのダウンロードに非常に時間を要する場合があります。
そのような環境の場合、ダウンロードのリトライ回数やタイムアウト時間の設定を変更する事によってダウンロードが成功する可能性があります。

【ダウンロードのリトライ回数およびタイムアウトの設定変更方法】
Apex Central または Control Manager のインストールディレクトリ(初期設定ではC:\Program Files (x86)\Trend Micro\Control Manager\)にある aucfg.ini ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開き、以下の数値を編集します。
(x86)は64ビット環境のみ

リトライ回数の設定
 [Downloader] セクションの Retry オプションを設定することで、HTTPリクエストのリトライ回数を設定することができます。初期設定値は"3"です。


タイムアウトの設定
 [Downloader] セクションの Timeout オプションを設定することで、HTTPリクエストのタイムアウト値を指定することができます。単位は"秒"で、初期設定値は"120"です。

aucfg.ini を編集した後は、変更した設定を反映させるために、以下のサービスを再起動します。
Trend Micro Control Manager  (Control Manager の場合)
Trend Micro Apex Central  (Apex Central の場合)

※ [Downloader] セッション内に「Timeout=**」(** はタイムアウト秒数)の設定値が存在しない場合は追記をお願いします。

※ 上記はあくまで編集の一例です。どんな数値が適切かは環境によって異なります。回線速度は高速であるにも関わらず失敗する場合が多いようであれば、リトライ回数を多めの数値に変更し、低速回線の場合はタイムアウト時間を長めに設定する等、環境に応じて設定値を調整してください。

※ 各設定値は、予約/手動ダウンロード全体の設定値ではありません。1つのファイルをダウンロードする際のリトライ/タイムアウト値です。