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■Patch 4とは
Patch 4とは、ServerProtect for WindowsNT/NetWare (以下 ServerProtect.) 5.58 版 のリリース以降にリリースされたすべての修正を含む累積的な修正プログラムです。

■インストールの前に
インストールを行なう前に、付属のReadmeファイルおよび管理者ガイドをお読みください。
ServerProtect.のご利用にあたり重要な情報が記載されています。
本Patch 4(5.58-Build_1174)の適用前にServerProtect. 5.58 マスタープログラムがインストールされている必要があります。

ServerProtect for WindowsNT/NetWare 5.58 版
マスタープログラム

プロダクト

バージョン

サイズ

日付

ユーザ・ガイド

sp558_win_r.zip

5.58
Vsapi8.000

47.8MB (50,140,168 bytes)

2006/06/16

Readme

■システム要件
ServerProtect. 5.58のシステム要件に準じます。

■最新版ダウンロード
次のファイルは「最新版ダウンロード」からダウンロードできます。

ServerProtect for WindowsNT/NetWare 5.58 版 Patch 4

プロダクト

バージョン

サイズ

日付

ユーザ・ガイド

spnt_558_win_jp_patch4.zip

5.58
Patch 4

6.55 MB (6,876,078 バイト)

2007/4/3

Readme

■インストール手順
本Patch 4(5.58-Build_1174)のインストール手順は次の通りです。

    1. 本Patchを任意のフォルダへ解凍します。

    2. Server Protect管理コンソールを起動している場合は、ServerProtect管理コンソールを終了します。

    3. 解凍されたファイルから「spnt_558_win_jp_Patch4.exe」を実行します。

    4. 以下の画面にて「インストール」ボタンをクリックします。

    5. Patchのセットアップ画面が表示されます。

    6. 以下の画面(インストール成功)が表示されましたら「OK」ボタンをクリックしてください。

■予想適用時間
平均 2 分間

*検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。あくまでも目安としてご利用ください。

■インストールの確認手順
インストールおよびアップデートの確認手順は次の通りです。

本 Patch が適用されたかどうかについて確認するには、「変更されるファイル一覧」に記述されているファイルのプロパティを表示します。
ビルド番号が正しければ、新しいファイルが適用されています。

また、ServerProtect管理コンソールからもビルド番号を確認できます。

念のため、上記2つの方法にて適用後の確認を行ってください。

■インストールの後に
インストールを行なった後に、ウイルスパターンファイルおよびウイルス検索エンジンのアップデートを行なうことを強くお勧めします。最新のウイルスに対応するために、ウイルス検索エンジン、ウイルス検索パターンファイルを、常に最新の状態に保っていただく必要があります。

■アンインストール(ロールバック)手順
本Patch 4(5.58-Build_1174)のアンインストール手順は次の通りです。

本Patchのインストールによって更新されたファイルはローカルのフォルダ内にバックアップされております。

    • 管理コンソールおよびインフォメーションサーバ

    1. 以下の場所にPatch適用前のファイルがバックアップされております。

    ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect¥backup¥filegroup10¥
    (初期設定:¥Program Files¥Trend¥SProtect¥)

    2. ServerProtect管理コンソールを閉じます。

    3. サービス「Trend ServerProtect Agent」を停止します。
    ※一般サーバとインフォメーションサーバが同居している場合は、サービス「Trend ServerProtect」も停止します。

    4. 1.のフォルダに保存されているファイルと同じファイルが ServerProtectのインストールフォルダ SProtect 以下に存在しますので、事前にバックアップを行ってください。

    5. 1.のファイルを SProtectフォルダ以下へ上書きコピーしてください。

    6. サービス「Trend ServerProtect Agent」を開始してください。
    ※一般サーバとインフォメーションサーバが同居している場合は、サービス「Trend ServerProtect」も開始してください。

    • 一般サーバ

    1. 一般サーバ上の以下の場所にPatch適用前のファイルが拡張子を「bak」に変更された状態でバックアップされております。

    ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect
    (初期設定:Program Files¥Trend¥SProtect¥)

    2. インフォメーションサーバ上の以下のフォルダ内のファイルをバックアップしたうえで削除してください。

    Microsoft Windowsの場合:
    ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect¥HotFix¥nt

    NetWareの場合:
    ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect¥HotFix¥nw

    3. 一般サーバのSProtect フォルダ以下のバックアップファイル(bakファイル)の拡張子を変更して、 インフォメーションサーバ上の2.のフォルダへコピーしてください。

    例:eng50.dll.bak → eng50.dll

    4. 一般サーバとインフォメーションサーバが同居している場合には、以下の作業もあわせて実施してください。

    ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect¥backup¥filegroup10¥内の以下のファイルを、¥SProtect¥HotFix¥ntフォルダへさらに上書きコピーします。

        - Admin.exe
        - Adm_enu.dll
        - AgentClient.dll
        - EarthAgent.exe
        - EventMsg2.dll
        - Notification.dll
        - patch.exe
        - PATCHW32.DLL
        - spuninst.exe
        - StCommon.dll
        - StHotFix.exe
        - StRpcCln.dll
        - StUpdate.exe
        - tmeng.dll
        - TMNotify.dll
        - TmRpcSrv.dll
        - TmUpdate.dll

    5. ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect¥HotFix¥hotfix.ini をメモ帳などで開いてください。

    [common] セクション以下のread=の値を 1 から 0 へ変更してください。

    read=1 → read=0

    6. hotfix.iniを保存してください。

    7. 約30秒後に一般サーバへの配信が開始されます。

    • Control Managerエージェント

    1. 以下の場所に Patch 適用前のファイルがバックアップされております。

    ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect¥backup¥filegroup100¥
    (初期設定:Program Files¥Trend¥SProtect¥)

    2. サービス「Trend Micro Management Infrastructure」を停止してください。

    3. 1.のフォルダに保存されているファイルと同じファイルが ServerProtectのインストールフォルダ SProtect 以下に存在しますので、事前にバックアップを行ってください。

    4. 1.のファイルを SProtectフォルダ以下へ上書きコピーしてください。

    5. ServerProtect のインストールフォルダ¥SProtect¥entity.cfg ファイルをバックアップしてから削除してください。

    6. Patch適用前の entity.cfg ファイルが以下の場所に拡張子を「bak」に変更された状態でバックアップされております。

    ..¥ServerProtectのインストールフォルダ¥SProtect
    (初期設定:Program Files¥Trend¥SProtect¥)

    7. バックアップファイル(bakファイル)の拡張子を変更してください。

    entity.cfg.bak → entity.cfg

    8. サービス「Trend Micro Management Infrastructure」を開始してください。

■拡張された機能
本Patch 4(5.58-Build_1174)の適用により拡張された機能は次のとおりです。

ServerProtect for WindowsNT/NetWare 5.58 版 Patch 4

項番

製品Q&A/設定

拡張内容

1

-

ウイルスログで使用できるファイル文字数の最大値の拡張

■修正される既知の問題
本Patch 4(5.58-Build_1174)の適用により修正される既知の問題は次のとおりです。

ServerProtect for WindowsNT/NetWare 5.58 版 Patch 4

項番

製品Q&A/設定

問題内容

1

-

ActiveUpdateモジュールの2.8へのバージョンアップ

2

-

ServerProtect for NetWareで、リアルタイム検索がオンの状態で圧縮ファイルの検索が2レベルまで有効になっている場合、MIMEエンコードを含んだHTMLファイルを検索するとサーバが異常終了する問題

3

-

[デバッグ] オプションがオンになっている場合、230文字を超えるファイルパスをもつファイルを検索するとServerProtect for NetWareがクラッシュする問題

4

-

Trend Micro Control Manager (以下、Control Manager) エージェントのセキュリティの問題

5

-

tmsp.mib (ServerProtectが使用するMIBファイル) とtrend.mib (Control Managerが使用するMIBファイル) の両方が同じSNMPマネージャに読み込まれると、トラップIDの競合が発生する問題

6

-

ServerProtectのモジュールstcommon.dll、eng50.dll、earthagent.exe、AgRpcCln.dllのバッファオーバフローの問題

7

-

インフォメーションサーバに利用可能ポートがなく手動アップデートが失敗する問題

■既知の制限事項

1. 本Patchを正しくインストールするには、Patchを適用する前に管理コンソールを終了する必要があります。

2. 本Patchを適用した後にControl Mangerエージェントをインストールした場合、エージェント関連ファイルを更新するために、本Patchを再度インストールする必要があります。
本Patchを複数回インストールした場合、バックアップファイルもその都度上書きされますので、インストールを開始する前にバックアップファイルを任意の方法であらかじめ待避しておいてください。

■変更されるファイル一覧
Patch 4(5.58-Build_1174)インストールにより次のファイルが変更されます。

ファイル名

日付/サイズ

Build番号

機能

admin.exe

2007/03/23
1,511,513

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

adm_enu.dll

2007/03/23
819,200

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

AgentClient.dll

2007/03/23
241,747

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

cert5.db

2004/02/17
172,576

-

Microsoft Windows NT Server用

ciussi32.dll

2007/01/04
202,256

2.0 ビルド 1026

Microsoft Windows NT Server用

EarthAgent.exe

2007/03/23
495,697

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Eng50.dll

2007/03/23
278,594

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

EventMsg2.dll

2007/03/23
49,218

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Logdb.dll

2007/03/23
147,515

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

LogDbTool.dll

2007/03/23
122,880

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

LogViewer.exe

2007/03/23
487,494

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

LogMaster.dll

2007/03/23
36,931

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Notification.dll

2007/03/23
229,470

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Patch.exe

2007/01/04
194,576

2.80 ビルド 2014

Microsoft Windows NT Server用

patchbld.dll

2007/01/04
315,920

5.1.0.0

Microsoft Windows NT Server用

Patchw32.dll

2007/01/04
170,512

5.1.0.0

Microsoft Windows NT Server用

ScanNow.exe

2007/03/23
28,724

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

SpntSvc.exe

2007/03/23
61,520

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Spuninst.exe

2007/03/23
274,509

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

StCommon.dll

2007/03/23
81,988

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

StHotfix.exe

2007/03/23
28,740

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Stopp.exe

2007/03/23
24,638

5.58 ビルド 1063

Microsoft Windows NT Server用

StRpcCln.dll

2007/03/23
135,228

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

StRpcSrv.dll

2007/03/23
127,036

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

StUpdate.exe

2007/03/23
49,220

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

TmEng.dll

2003/09/26
67,584

6.80 ビルド 1034

Microsoft Windows NT Server用

Tmnotify.dll

2007/03/23
188,416

1.0 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Tmopp.dll

2004/01/19
114,688

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

TMPatch_jp.exe(*)

-

-

Microsoft Windows NT Server用

TmRpcSrv.dll

2007/03/23
24,636

5.58 ビルド 1174

Microsoft Windows NT Server用

Tmupdate.dll

2007/01/04
1,199,632

2.80 ビルド 2014

Microsoft Windows NT Server用

AuConfig.exe(*)

-

-

Microsoft Windows NT Server用

TSC.ini

2002/06/17
656

-

Microsoft Windows NT Server用

x500.db

2004/02/17
280

-

Microsoft Windows NT Server用

SP5NSLst.ini

2007/03/26
2,367

-

Microsoft Windows NT Server用

tmsp.mib

2006/12/01
3,778

-

Microsoft Windows NT Server用

hotfix.ini(*)

-

-

Microsoft Windows NT Server用

lprotect.nlm

2007/03/23
450,345

5.58 ビルド 1174

NetWare Server用

pscan.nlm

2007/03/23
294,964

5.58 ビルド 1174

NetWare Server用

EN_Utility.dll

2004/10/20
479,325

1.0 ビルド 1355

Trend Micro Control Managerエージェント用

EntityMain.exe

2004/11/22
348,239

1.0ビルド 1356

Trend Micro Control Managerエージェント用

LibEN_CM.dll

2006/11/30
86,088

1.0 ビルド 1364

Trend Micro Control Managerエージェント用

LibEN_Logger.dll

2004/10/20
86,095

1.0 ビルド 1355

Trend Micro Control Managerエージェント用

libEN_Product.dll

2006/04/04
389,207

2.52 ビルド 1053

Trend Micro Control Managerエージェント用

Xerces-c_1_7_0.dll

2004/07/16
1,572,864

1.7

Trend Micro Control Managerエージェント用

※ Patchを実行するために使用するファイルです。サーバには展開されません。

■寄せられる質問

Q. 修正プログラムをリムーバブルメディアに保存して配布しています。注意すべき点はありますか。

A. CD-Rなどに保存した場合、各ファイルに読み取り専用属性が付加されます。読み取り専用属性が設定された状態での修正プログラムのインストールはサポートしません。インストールコンピュータにコピーし、読み取り専用属性を解除して修正プログラムのインストール作業を実施してください。

Q. Patch適用後にOSやサービスの再起動が必要ですか。

A. ServerProtectのサービスは、Patch適用時に自動的に再起動されます。Patchの適用後にOSを再起動する必要はありません。