DBConfigツールの使用方法
- 管理者権限でコマンドプロンプトを起動します
- 以下のフォルダへ移動します。
pushd <Install_Dir>\DBConfig
※ <Install_Dir>は初期設定で C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Control Manager となっています。
- コマンドプロンプトからツールを実行します。データベース名やログインユーザ、パスワードを変更する場合は引数で指定します。
DBConfigの引数一覧
引数 | 解説 | 例 |
---|---|---|
-DBName="database name" | "database name" には接続先SQL Serverのデータベース名を入力します | -DBName="db_ApexCentral" |
-DBAccount="database account" | "database account" にはデータベースに接続するログインユーザを指定します | -DBAccount="SA" |
-DBPassword="database password" | "database password" にはログインユーザのパスワードを入力します | -DBPassword="Password-1" |
-Mode="auth mode" | "auth mode" にはSQL又はWAを指定します。SQLを指定するとSQL Server認証モードで接続し、WAを指定するとWindows認証モードで接続します。 注意:指定がない場合はSQL Server認証モードで動作している環境への設定変更とみなされます。Windows認証モードをご利用の環境では必ず本オプションを適切に指定してください。 | SQL Server認証モードで接続する場合: -Mode="SQL" Windows認証モードで接続する場合: -Mode="WA" |
-DBHost="ip address/hostname" | "ip address/hostname" にはSQL Serverのホスト名又はIPアドレス及びSQL Serverインスタンス名を入力します。 SQL Serverが既定のインスタンスでインストールされている場合、インスタンス名は省略できます。 SQL ServerがApex Central/Control Managerと同一サーバにインストールされている場合は (local) と入力します | リモートのSQL Server 192.168.0.1の既定のインスタンスに接続する場合: -DBHost="192.168.0.1" ローカルのSQL Server Express Editionに接続する場合: (local)\SQLEXPRESS |
設定例
以下の例では、Apex Central を初期設定のフォルダにインストールしており、初期設定のデータベース名 (db_ApexCentral)にSAユーザで接続している場合に、パスワードを『Password-1』に変更する場合のコマンド例です。
※ パスワードには次の記号を使用しないでください「& <> ^ | ; [] {} () , ; ? * ! @ .」
C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Control Manager\DBConfig>DBConfig -DBName="db_ApexCentral" -DBAccount="SA" -DBPassword="Password-1" -Mode="SQL"
パスワードの変更が成功すると、以下のメッセージが返されます。
Change service(TMCM) logon as user to (.\LocalSystem) successfully.
Change service(TrendMicro Infrastructure) logon as user to (.\LocalSystem) successfully.
パスワードの変更に失敗すると、エラーメッセージが返され、変更は破棄されます。
以下のメッセージはログインユーザのパスワードに誤りがある場合の例となります。
Invalid authorization specification, please enter correct database account and password.
Rollback setting:
注意事項
- Trend Micro Apex Central
- Trend Micro Management Infrastructure
- World Wide Web Publishing Service
●本ツールを実行する Windows のログインユーザのアカウントには、サーバーロール:sysadminの権限が付与されている必要があります。