Apex Central へ ServerProtect for Linux を登録直後に ServerProtect for Linux の検索エンジンをアップデートすると、リアルタイム検索のプロセス(vsapiapp)が停止したまま起動しなくなるか、システムがハングアップして応答しなくなる可能性があります。
・ ServerProtect for Linux を Apex Central へ登録後、Apex Central の予約アップデート、または手動アップデートが一度も行われていない場合。もしくは、予約アップデートや手動アップデートを行った際にアップデート対象のコンポーネントが全て最新になっておりダウンロードされなかった場合。
・ 登録した ServerProtect for Linux より新しいバージョンの検索エンジンを Apex Central が保持している場合。
この事象は ServerProtect for Linux の登録時点において、アップデートに必要となるファイルが Apex Central に登録されていないために発生します。
<対処>
この事象が発生した場合は、以下のコマンドを実行し、手動でvsapiappプロセスを起動してください。
# /etc/rc.d/init.d/splx restart
システムがハングアップした場合、システムを強制的に再起動すれば正常に稼働します。
<回避方法>
1. Apex Central の製品ディレクトリ上で、ServerProtect for Linux が正常に登録されていることを確認します。
2. Apex Central の手動アップデート機能によって、以下項目を選択しをダウンロードします。
[プログラムアップデート]-[Server Protect for Linux]
4. 手動アップデートが正常に完了したら、Apex Central の .¥Control Manager¥WebUI¥download¥activeupdate配下に以下のファイルが存在する事を確認します。
¥splx3¥splx3\libaction.zip
ヒント
手動アップデートではなく、手動アップデートモジュールを使用してコンポーネントのアップデートを行った場合は、\activeupdate\package\libaction.zip が存在することを確認してください。
5. 上記ファイルの存在を確認後、ServerProtect for Linux へパターンファイルもしくは検索エンジンを配信します。