■ 検索例
例えば、圧縮ファイルに 100 個のウイルスファイルが存在しており、条件が 「解凍後のファイル数:10ファイル」 と設定されていた場合、 10 個のウイルスを検索し、それ以上は検索いたしません。
解凍後のファイルサイズの場合、圧縮ファイルに含まれるファイルの中で解凍後のファイルサイズが指定された容量(または倍率)を超えるファイルについては検索をスキップします。
ファイル数とファイルサイズの両方が指定されている場合、ファイルサイズによってスキップされるファイルを含めた指定ファイル数まで検索します。
例:解凍後のファイル数:5ファイル以上、解凍後のファイルサイズ:1MB以上に指定されている状況で、以下の内容の圧縮ファイルを検索した場合
ファイル1 (5KB) -> 検索する
ファイル2 (2MB) -> 検索しない
ファイル3 (700KB) -> 検索する
ファイル4 (10MB) -> 検索しない
ファイル5 (2KB) -> 検索する
ファイル6以降 -> 検索しない
■ 圧縮ファイルに対する検索順について
検索エンジンは、圧縮ファイルの検索順は一切コントロールしておらず、
検索順は、圧縮ツールのヘッダー情報(圧縮ツールのインデックス)に依存しています。
※圧縮ツールまたは、圧縮の方法によって、ヘッダーに登録される順序は異なります。
■ 圧縮ファイルに対する検索処理
一般の圧縮ファイルに対する処理方法と同様です。
一次処理が 「駆除」 、二次処理が 「隔離」であるとき、検索が停止された圧縮ファイルそのものは隔離されます。
一次処理が「駆除」、二次処理が「削除」であるとき、圧縮ファイルは削除されるのではなくそのまま既存の場所に置かれます。
※圧縮ファイルに対する「削除」は行われません。
※ServerProtectは暗号化を行いません。