ウイルスファイルがWindows上から確認できない(見つからない)場合は、以下の手順をお試しください。
作業手順
- 検出されているファイルが、タスクマネージャのプロセスに存在していないかどうかを確認します。
- プロセスに存在している場合は、プロセスを停止します。
- プロセスの停止が可能である場合は、手動検索を実施します。
※この段階で検出/処理が可能であれば、4以降は行っていただかなくとも問題ございません。 - プロセスの停止ができない場合は、Windowsをセーフモードで起動します。
参考:Windows を Safe Mode(セーフモード)で起動する方法 - コマンドプロンプトの起動
① [スタート] - [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
② [名前] 欄 に [cmd] と入力し [OK] ボタンをクリックします。
※ [スタート] - [すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [コマンドプロンプト] をクリックしても起動が可能です。 - ファイル属性の変更
③ コマンドプロンプト画面に以下のコマンドを入力し、[Enter] キーを押します。
cd△c:¥
注)△・・・ 半角スペース
次行に [C:¥>] と表示され、右側でカーソルが点滅していることをご確認ください。④ [C:¥>] と表示されている右側に以下のコマンドを入力し、[Enter] キーを押します。
attrib△–r△–a△–s△–h△“c:windows¥system32¥123.abc”
注)下線がある文字列は例です。該当するファイル名を入力してください。
注)[”] ダブルコーテーションを含めて入力してください。 - ファイル名の変更
⑤ コマンドプロンプトに以下の文字を入力し、[Enter] キーを押します。
rename△”c:¥windows¥system32¥123.abc”△123.abc0
注)下線がある文字列は例です。該当するファイル名を入力してください。
注)[”] ダブルコーテーションを含めて入力してください。
※ [システムファイルは再設定できません] などメッセージが表示される場合がありますが、そのまま次へお進みください。 - 検体ファイルのコピー
※ 予め検体ファイルが存在するディレクトリ内に [kentai] のようなフォルダを作成してください。⑥ コマンドプロンプトに以下を入力し、[Enter] キーを押します。
cd△c:¥windows¥system32 (検体ファイルのディレクトリを入力)
注)太字は例です。該当するファイル名を入力してください。⑦ 次に以下を入力し、[Enter] キーを押します。
copy△123.abc0△kentai¥123.abc0
注)下線がある文字列は例です。該当するファイル名を入力してください。⑧ コマンドプロンプト画面を右上の [×] ボタンを押し、画面を閉じます。
⑨ コンピュータを再起動します。
⑩ [c:¥windows¥system32¥kentai] 内に存在するファイルを検体としてお送りください。