ウイルス検出がある場合の対処方法
コンピュータの動作不調や挙動がおかしいなどウイルス感染の疑いがある、もしくは、
感染してしまった場合は、安全確保のため下記の手順に従って、対処をお願いいたします。
また、ウイルス対策ソフトでウイルスを検知/処理したのにもかかわらず、コンピュータの挙動が不審な場合についても、下記のとおり対処を行ってください。
なお、大流行が確認されたウイルスに関しては、専用の対策Webをご用意しています。
あわせてご確認ください。
Step 1 ネットワークから切断する
インターネットや社内LANなどのネットワークにつながっている場合、ネットワーク上のコンピュータに感染が広がってしまいます。ただちにLANケーブルやモデムをはずし、ネットワークから切断してください。
Step 2 ウイルスを特定し駆除方法を確認する
ウイルスによって対策方法が異なるため、どのウイルスに感染したのかを確認し、
該当ウイルスの駆除方法を確認します。ウイルスログなどから、該当のウイルス名を特定します。
感染したウイルスがわかったら、感染していないコンピュータで脅威データベースを参照し、駆除方法を調べます。
セキュリティデータベースに情報が無い場合は、ウイルス情報を作成することができます。
詳しくは以下のFAQをご参照ください。
Step 3 ウイルスを駆除する
ウイルスに感染する原因となったメールや、ダウンロードしたファイルを削除します。
ごみ箱からも削除してください。
その後、セキュリティデータベースの「対応方法」の情報を元にウイルス駆除を行います。
駆除が完了したら、必要に応じてネットワークへの接続を戻してください。
Step 4 コンピュータを修復する
Step 5 ウイルスパターンファイルを最新版に更新しウイルス検索を行う
ウイルスパターンファイル最新版に更新し、すべてのドライブのウイルス検索を行い、
コンピュータ上にウイルスが残っていないか確認します。
ネットワークから切断されている状態のため、最新のウイルスパターンファイルへの更新は、
次の製品Q&Aを確認し、手動で行ってください。
Step 6 ウイルスが検出されなくなるまで作業を繰り返す
ウイルスが依然発見される場合は、Step2~Step5 の作業を繰り返し行ってください。
該当のコンピュータからウイルスが発見されなくなったら作業終了です。
コンピュータをネットワークに接続して問題ありませんが、念のため、
同じネットワーク上のコンピュータでもウイルス検索を行ってください。
※コンピュータの動作不調や挙動がおかしい場合
ウイルスに感染すると、コンピュータがいつもと違う動きをすることがあります。
これらの症状が出ている場合、原因はウイルスかもしれません。
このような現象は、ハードウェアやソフトウェアのトラブルと見分けがつきにくいですが、
不審に思った場合は、ウイルス対策ソフトでウイルス検索をしてください。
- 動作が重い
- 動作速度が遅くなる
- メモリが不足する
- 見た目の変化
- アイコンが変更されている
- 覚えのないアイコンがある
- 画面上に覚えのないメッセージが表示される
- 画面上に覚えのないグラフィックス(アニメーション、絵、図形など)が
表示される - 画面上の表示が崩れる
- 設定の変更
- ブラウザのホームページが変更されている
- ダイヤルアップの接続先が変更されている
- 動作の不具合
- プログラムが起動しなくなる
- ファイルが破壊される
- キー入力ができなくなる
- 勝手にインターネットに接続しようとする
- コンピュータが勝手に再起動を繰り返す
- その他
- 覚えのないファイルが作成されている
- メールソフトの送信済みトレイに覚えのない履歴がある
- ファイルのサイズが他のコンピュータ上にあるものと比べて
大きくなっている - メールソフトの送信済みトレイに覚えのない履歴がある
ウイルスとしての検出はないが不審ファイルがある場合の対処方法
ウイルスとして検出されないものの、疑わしいファイルがある場合は、
下記の手順に従って弊社サポートセンターへお送りください。
疑わしいファイルが特定できない場合、調査を行う必要がありますので
弊社サポートセンターにご連絡ください