Server Tuner の実行手順やパラメータの詳細は下記製品 FAQ をご参照ください。
Server Tuner で「Maximum client connections」の設定が「0」であっても、エージェントのコンポーネントのアップデートを制限できる(コンポーネントアップデートが実行されない)場合と、制限できない(コンポーネントアップデートが実行される)場合があります。
以下にコンポーネントのアップデートが制限できる場合と制限できない場合について説明します。
コンポーネントのアップデートが制限できる場合
Server Tunerの「Maximum client connections」は 「イベント起動配信」および、「Apex One サーバからのエージェントの手動アップデート」によるエージェントのアップデートを制限することが可能です。つまり、「Maximum client connections」を「0」に設定した場合、以下の設定や操作を実行しても、サーバからエージェントに対するコンポーネントアップデートの通知が送信されないため、アップデートは実行されません。
■ イベント起動配信有効時にコンポーネントアップデートのトリガーとなるイベントが発生
※ Web 管理コンソール:[アップデート] → [エージェント]→ [自動アップデート]で設定しているイベントが発生
■ Apex One サーバ側からエージェントの手動アップデート実施
※ Web コンソールから[アップデート]→[エージェント]→ [手動アップデート]で [旧版のコンポーネントを使用しているクライアントを選択]を選んで[アップデートを開始]をクリック
コンポーネントのアップデートが制限できない場合
■ 予約アップデート、Apex One エージェント側での手動アップデート実施
予約アップデート、エージェント側からの手動アップデートは Apex One サーバからの通知をトリガーとしないため、「Maximum client connections」の値が「0」であってもコンポーネントがアップデートされます。
※ エージェントアイコンを右クリックして「今すぐアップデート」を実施
■ Apex One エージェント側のアップグレード時
ウイルスバスター Corp. XG から Apex One のような、エージェントのバージョンアップ時は「Maximum client connections」の設定で配信数を制限することはできません。
一方、Apex One ビルド12380 から 12980 のような、エージェントのアップグレード時は「Maximum client connections」の設定で配信数を制限することができます。
バージョンアッププログラムの配信を制限する方法は下記製品 FAQ をご参照ください。