ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 より「セキュリティクライアント」から「セキュリティエージェント」に名称を変更いたしました。
その場合、ビジネスセキュリティを使用している環境にて、検索対象からファイルとフォルダを除外して利用することをおすすめします。以下に手順を記載します。
※本製品Q&Aではビジネスセキュリティ10.0を例に説明しています。
他のバージョンでも操作方法はほぼ同じですが、各バージョンの管理者ガイドも参照してください。
リアルタイム検索の検索対象から除外する
- ビジネスセキュリティの管理コンソールへログインし、メニューバーから[デバイス]をクリックします。
- クライアントツリーにて、除外設定を行いたいクライアントが所属するグループをクリックし、「ポリシーの設定」をクリックします。
- サイドバーの[ウイルス/スパイウェア対策]をクリックし、[検索対象]タブから[検索除外]の「+」ボタンをクリックしすると、[検索除外]設定画面が開きます。
- [検索除外を有効にする] チェックボックスをオンにします。
- 該当のコンピュータに他トレンドマイクロ製品がインストールされており、トレンドマイクロの製品とコンポーネントを含むすべてのフォルダを検索対象から除外するには、[トレンドマイクロ製品がインストールされているディレクトリを検索から除外する] チェックボックスをオンにします。
他トレンドマイクロ製品がインストールされていなければ本操作は不要です。
- 特定のディレクトリ(フォルダ)を除外するには [特定ディレクトリの検索除外] でディレクトリ名を入力し、[追加] をクリックします。追加したディレクトリがリストへ登録されます。
例では、<c:¥TEST>ディレクトリを除外設定しています。
指定するディレクトリパス配下のサブディレクトリもすべて除外対象になります。
- 特定のファイルを除外するには [特定ファイルの検索除外] でファイル名を入力し、[追加] をクリックします。追加したファイルがリストへ登録されます。
例では、<c:¥TEST¥test.log>ファイルを除外設定しています。
- 特定の拡張子を持つファイルを除外するには、[特定の拡張子を持つファイルの検索除外] で除外したい拡張子を選択し、追加します。
リストにない拡張子を指定するには、[拡張子を入力してください]の下のテキストボックスにその拡張子を入力し、[追加] をクリックします。
「*」などのワイルドカード文字は指定できません。
例では、“DBF”の拡張子を除外設定しています。
- 画面一番下にある「保存」をクリックします。
手動検索/予約検索の検索対象から除外する
- ビジネスセキュリティの管理コンソールへログインし、メニューバーから[検索]をクリックし、[手動検索]、あるいは[予約検索]をクリックします。
- 設定するグループを選択し、検索設定画面を開きます。除外設定を行いたいクライアントが所属するグループをクリックすると、検索設定画面が開きます。
以降の操作は、[リアルタイム検索の検索対象から除外する]の手順4. 以降と同じです。