ビュー:

リターンコード ( エラーコード ) 1068の原因として、以下のことが考えられます。


■ サービス起動に必要なデバイスが無効になっているか、レジストリ情報が間違っている

以下の項目について確認してください。


****************** 警告 ********************
レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースです。
レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
弊社ではレジストリの編集によるいかなる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。
なお、レジストリの編集前に、必ずバックアップを作成することを推奨いたします。
バックアップ方法の詳細は、ご使用のWindowsのヘルプをご参照ください。
*******************************************

●レジストリ情報の確認

1. スタートメニューの[ファイル名を指定して実行]より「regedit」と入力し、レジストリエディタを起動してください。

2. "HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥VsapiNT"を確認し、登録されている「ImagePath」キーの値が指しているフォルダに「VsapiNT.sys」が存在していることをご確認ください。

存在していない場合は、レジストリキーの値を実際に「VsapiNT.sys」が存在しているフォルダに変更してください。
初期設定の値は、"\??\C:¥ProgramFiles¥Trend¥SProtect¥VsapiNT.sys"です。

3. "HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥SpntSVC"を確認し、登録されている「ImagePath」キーの値が指しているフォルダに「SpntSVC.exe」が存在していることをご確認ください。

存在していない場合は、レジストリキーの値を実際に「SpntSVC.exe」が存在しているフォルダに変更してください。
初期設定の値は、"C:¥ProgramFiles¥Trend¥SProtect¥SpntSVC.exe"です。

4. ※ インフォメーションサーバもインストールされている環境のみ
"HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥EarthAgent"を確認し、登録されている「ImagePath」キーの値が指しているフォルダに「EarthAgent.exe」が存在していることをご確認ください。

存在していない場合は、レジストリキーの値を実際に「EarthAgent.exe」が存在しているフォルダに変更してください。
初期設定の値は、"C:¥ProgramFiles¥Trend¥SProtect¥EarthAgent.exe"です。

5. "HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥TmXPFlt"を確認し、登録されている「ImagePath」キーの値が指しているフォルダに「TmXPFlt.sys」が存在していることをご確認してください。

存在していない場合は、そのレジストリキーの値を実際に「TmXPFlt.sys」が存在しているフォルダに変更してください。
初期設定の値は、"\??\C:¥ProgramFiles¥Trend¥SProtect¥TmXPFlt.sys"です。

6. "HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥tmpreflt"
を確認し、登録されている「ImagePath」キーの値が指しているフォルダに「tmpreflt.sys」が存在していることをご確認してください。

存在していない場合は、そのレジストリキーの値を実際に「tmpreflt.sys」が存在しているフォルダに変更してください。
初期設定の値は、"¥??¥C:¥ProgramFiles¥Trend¥SProtect¥tmpreflt.sys"です。

●デバイスの確認 (Windows Server 2012ではこの確認が不要です。)

1. [デバイスマネージャ]を起動します。

2. [表示]メニューより、[非表示のデバイスの表示]を選択します。

3. [プラグアンドプレイではないドライバ]を展開します。

4. [Trend ServerProtect Filter]をダブルクリックします。

5. [ドライバ]タブを開き、[スタートアップ]を「自動」にし、[OK]ボタンをクリックします。

6. [Trend ServerProtect Scan Engine]をダブルクリックします。

7. [ドライバ]タブを開き、[スタートアップ]を「自動」にし、[OK]ボタンをクリックします。

8. [OK]をクリックし、デバイスマネージャを終了します。

9. [Trend ServerProtect Prefilter]をダブルクリックします。

10. [ドライバ]タブを開き、[スタートアップ]を「自動」にし、[OK]ボタンをクリックします。

11. [OK]をクリックし、デバイスマネージャを終了します。

●サービスの確認

1. [ファイル名を指定して実行]から"Services.msc"と入力し、[サービス]コントロールパネルを起動します。

2. 「Trend ServerProtect」のスタートアップの種類が「自動」になっていることを確認します。
「自動」以外の場合は「自動」にしてください。※1

3. 「Trend ServerProtect Agent」のスタートアップの種類が「自動」になっていることを確認します。
「自動」以外の場合は「自動」にしてください。※2

※1 「Trend ServerProtect」は、ServerProtectの一般サーバがインストールされている場合のみ表示されます。

※2 「Trend ServerProtect Agent」は、ServerProtectのインフォメーションサーバがインストールされている場合のみ表示されます。

上記手順を実施しても解決しない場合、一般サーバの再インストールを実施してください。
コントロールパネルから正常にアンインストールできない場合の手動アンインストール方法はこちら を参照してください。