ServerProtect for Linux(以下、SPLX)が作成するキャッシュファイルが原因でアップデートが失敗することがあります。
以下の手順にしたがって一時ファイルを削除し、問題が改善するかご確認ください。
【キャッシュファイルの削除手順】
1. SPLXのデーモンを停止します。
# /etc/init.d/splx stop
2. 以下のフォルダを、フォルダごと削除します。
Patch5適用前
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Cache]
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Log]
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Temp]
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Backup]
Patch5適用後
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Data/AU_Cache]
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Data/AU_Log]
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Data/AU_Temp]
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/AU_Backup]
※存在しない場合は、お読み飛ばしください。
3. 最新のパターンファイルを削除します。
[/opt/TrendMicro/SProtectLinux/lpt$vpn.###]
###はパターン番号です。最新のパターンファイル1点を削除し、
1世代前のパターンファイルは残してください。
4. SPLXのデーモンを開始します。
# /etc/init.d/splx start
5. アップデートを実行してください。