具体的な例を挙げて説明します。
もし"TREND.xls"というファイルが、すでにSuspectフォルダに存在したとします。
そこに、他のドライブからTREND.xlsという感染ファイルが移動されてきた場合、Suspectフォルダ内に"TREND.VIR"というファイルが作成されます。さらに、他のドライブから、"TREND.Xls"というファイルが移動されてきた場合には、TEMP(またはVIRUS)フォルダ内にTREND.V01というファイルが作成されます。
つまり
元のファイル(.XLS)
2個目(.VIR)
3個目(.VI1)
・
・
・
11個目(VI9)
12個目(V10)
・
・
・
102個目(V99)
という処理になります。
Windows NT/Windows 2000一般サーバについては102個まで、NetWare一般サーバについては205個まで処理可能です。
注) Windows NT/Windows 2000一般サーバについては103個目に同じファイルが移動処理されると「失敗」として処理されません。NetWare一般サーバについては206個目に同じファイルが移動処理されると「失敗」として処理されません。