■Critcal Patch build 1221とは
ServerProtect for WindowsNT/NetWare (以下 ServerProtect.) 5.58 Patch 5 のリリース以降にリリースされたセキュリティに関する修正を含む修正プログラムです。
なお、本Critical Patchのインストール後、Readmeに書かれているように、いくつかの機能が制限されます。この制限を解除するためには、Readmeに書かれている「6.2 制限事項の機能を使用するには」をご覧ください。
■インストールの前に
インストールを行なう前に、付属のReadmeファイルおよび管理者ガイドをお読みください。
ServerProtect.のご利用にあたり重要な情報が記載されています。
本Critical Patch の適用前にPatch 5を適用済みのServerProtect 5.58 マスタープログラムがインストールされている必要があります。
ServerProtect for WindowsNT/NetWare 5.58 版 | ||||
プロダクト |
バージョン |
サイズ |
日付 |
ユーザ・ガイド |
5.58 |
47.8MB (50,140,168 bytes) |
2006/06/16 |
ServerProtect for WindowsNT/NetWare 5.58 用 | ||||
プロダクト |
バージョン |
サイズ |
日付 |
ユーザ・ガイド |
5.58 |
6.58 MB (6,909,203 バイト) |
2008/10/21 |
■システム要件
ServerProtect. 5.58のシステム要件に準じます。
■最新版ダウンロード
次のファイルは「最新版ダウンロード」からダウンロードできます。
ServerProtect for WindowsNT/NetWare 5.58 用 | ||||
プロダクト |
バージョン |
サイズ |
日付 |
ユーザ・ガイド |
5.58 |
729 KB |
2009/03/30 |
■インストール手順
本Critical Patch (5.58-Build_1221)のインストール手順は次の通りです。
注意:
本Patchを複数回インストールする場合は、2回目以降のインストール前に任意の方法で置換対象のファイルをバックアップしてください。置換対象となるファイルは、Readmeに記載されています。
1. 本Critical Patchを任意のフォルダへ解凍します。「spnt_558_win_jp_criticalpatch1221.exe」が作成されます。
2. Server Protect管理コンソールを起動している場合は、ServerProtect管理コンソールを終了します。Windowsの「コンピュータの管理」やサービスの一覧など(Microsoft Management Console、マイクロソフト管理コンソール)を開いている場合も、それらを閉じてください。
3. 解凍されたファイルから「spnt_558_win_jp_criticalpatch1221.exe」を実行します。
4. 使用許諾契約書を読んでいただいた後、「仕様許諾契約書の内容に同意します」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
5. 以下の画面にて「インストール」ボタンをクリックします。
6. Patchのセットアップ画面が表示されます。
7. 過去のPatchやHotFixの配信モジュールが格納されているフォルダの中を全て削除してよいかの確認画面が出ます。
古いモジュールは削除して問題ありませんので、このまま[はい]を押して次へ進んでください。(以前のPatchインストーラでは、この表示を行わずに自動的に削除を実行していました。本Critical Patchでは確認の意味で表示しております。)
8. 以下の画面(インストール成功)が表示されましたら「OK」ボタンをクリックしてください。
9. 手順7の完了後、約30秒すると自動的に管理下の一般サーバへ置換対象のモジュールが配信されます。その際、一般サーバのサービス”Trend ServerProtect”が再起動します。再起動する現象は仕様ですので問題ありません。
■予想適用時間
平均 2 分間
*検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。あくまでも目安としてご利用ください。
■インストールの確認手順
インストールおよびアップデートの確認手順は次の通りです。
本 Patch が適用されたかどうかについて確認するには、「変更されるファイル一覧」に記述されているファイルのプロパティを表示します。ビルド番号が正しければ、新しいファイルが適用されています。
また、ServerProtect管理コンソールからもビルド番号を確認できます。
念のため、上記2つの方法にて適用後の確認を行ってください。
■インストールの後に
インストールを行なった後に、ウイルスパターンファイルおよびウイルス検索エンジンのアップデートを行なうことを強くお勧めします。最新のウイルスに対応するために、ウイルス検索エンジン、ウイルス検索パターンファイルを、常に最新の状態に保っていただく必要があります。
なお、本Critical Patchのインストール後、Readmeに書かれているように、いくつかの機能が制限されます。この制限を解除するためには、Readmeに書かれている「6.2 制限事項の機能を使用するには」をご覧ください。
■アンインストール(ロールバック)手順
配信後に元のファイルを復元したい場合、バックアップされたファイルをServerProtectのインストールフォルダへ置き換えます。
<一般サーバのモジュールのみの復元>
バックアップファイルに置き換える場合には、Microsoft管理コンソールから”Trend ServerProtect”サービスを停止してから行ってください。
バックアップファイルはオリジナルファイル名に.bakを付けた形式となっています。
(例)
オリジナルファイル名:spntsvc.exe
バックアップファイル名:spntsvc.exe.bak
1) バックアップファイルを確認します。
2) バックアップファイル名を元にオリジナルファイルを確認します。
3) 上記で確認したオリジナルファイルを削除します。
4) バックアップファイルの.bak拡張子を削除します。
5) “Trend ServerProtect”サービスを起動します。
<インフォメーションサーバのモジュールのみの復元>
バックアップファイルに置き換える場合には、Microsoft管理コンソールから”Trend ServerProtect Agent “サービスを停止してから行ってください。またServerProtectの管理コンソールも同様に閉じてから行ってください。
1) バックアップファイルはbackupフォルダ内のFilegroup10フォルダ内に置かれています。
2) Filegroup10フォルダ内のファイルをインストールフォルダへ置き換えます。
3) 置き換え後“Trend ServerProtect Agent”サービスを起動します。
<一般サーバとインフォメーションサーバが共存している環境の場合>
1) “Trend ServerProtect”および、”Trend ServerProtect Agent”サービスを停止させます。
2) ServerProtectの管理コンソールを閉じます。
3) 「一般サーバのモジュールのみの復元」の手順に沿って、一般サーバのモジュールの復元を行ってください。
4) 「インフォメーションサーバのモジュールのみの復元」の手順に沿って、インフォメーションサーバのモジュールの復元を行ってください。
注意:
本Patchを複数回インストールした場合は、2回目のインストール時に任意の方法で待避したバックアップファイルからファイルの復元を行ってください。
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【対象バージョン】
5.58