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エージェントパッケージャ は、エージェントPCがサーバへ接続できない、あるいはネットワーク帯域幅が十分でない場合に使用するインストール方法です。

詳細については下記をご確認ください。
 

エージェントパッケージャの特徴

  • Apex Oneのセットアップファイルおよび、アップデートファイルを圧縮し、1つの自己解凍ファイルを作成することのできるツールです。
     
    このツールにより、メールまたは、CD-ROM などの記録媒体を使用してエージェントパッケージャを配布することが簡単にできます。
     
  • 作成したエージェントパッケージャを実行するPCでは、下記環境が必要です。  
     ・Windows Installer 2.0 (MSI パッケージを実行)
     ・ハードディスク空き容量  
      1.5GB 以上の空き容量(推奨2.0GB 以上)
      -Apex OneでEndpoint Sensorを使用する場合:
      2.0GB 以上の空き容量(推奨3.0GB 以上)
 
  • エージェントパッケージャでのインストール後、[グローバルエージェント設定]の設定は自動で反映されます。
    [エージェント管理] の設定は、インストール時にはルートレベルの設定のみ反映され、設定したエージェント個々の内容については、Apex Oneサーバに接続することで反映されます。
  • 複数の Apex Oneサーバがある場合は、各サーバでエージェントパッケージャによるインストーラの作成が必要になります。
 

実施手順

  1. Apex Oneサーバがインストールされているコンピュータで、エクスプローラーを開き、下記のファイルをダブルクリックします。 
      

    <サーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager\ClnPack.exe
     

    Apex One サーバの初期設定でのインストールフォルダについて

    「Apex Oneサーバを新規インストールの場合」と「ウイルスバスター Corp. からのバージョンアップの場合」とでインストールパスが異なります。

    • 新規インストールの場合
      32 bit OS : C:\Program Files\Trend Micro\Apex One
      64 bit OS : C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One
    •  

    • ウイルスバスター Corp. からのバージョンアップの場合
      32 bit OS : C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan
      64 bit OS : C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScan
  2. エージェントパッケージャのコンソール(操作画面) が開きます。 
      
    image.png
     
     
  3. [パッケージタイプ](作成するパッケージの種類)で、「セットアップ」を選択します。
      
    image.png

      
    セットアップ:エージェントプログラムをインストールする場合に選択します。
    アップデート:エージェントコンポーネントをアップデートする場合に選択します。
    MSI:Microsoft Installer Package 形式に準拠するパッケージを作成し、インストールする場合に選択します。
     
     
  4. [Windows OSタイプ]で、パッケージの対象OSを選択します。
      
    image.png
      
      
     32-bit:32-bit OS対象
     64-bit:64-bit OS対象
     ※パッケージタイプに[MSI]を選択した場合、32ビット/64ビット共通のパッケージを生成するため、選択は不要です。
      
      
  5. [検索方法]で、次のいずれかを選択します。
     
     image.png
     
     
     
    エージェントが属するエージェントツリードメインの検索方法とパッケージの検索方法は、一致している必要があります。
    設定方法については、こちらのページより入手できる管理者ガイドの「エージェントパッケージャを使用したインストール」項目の「検索方法」のページをご参照ください。
      
    また、[ドメイン]の設定項目で次のいずれかを選択します。
     
    エージェントによるドメインの自動報告を許可する:
    Apex Oneセキュリティエージェントのインストール後、エージェントはApex Oneサーバデータベースにクエリを送信し、そのドメイン設定をサーバに報告します。
        
    リスト内の任意のドメイン:
    エージェントパッケージャがApex Oneサーバと同期し、エージェントツリーで現在使用されているドメインを表示します。
      
  6. [オプション]で、次のインストールオプションの必要な項目を選択します。
    不要であれば次項へ進んでください
      
    サイレントモード
    バックグラウンドでエージェントにインストールされるパッケージを作成します。エージェント側ではインストールが実行されていることは認識されず、インストール状況ウィンドウは表示されません。
       
    事前検索を無効にする(新規インストールのみ):
    セットアップ開始前にApex Oneセキュリティエージェントが実行する通常のファイル検索を無効にします。
      
    最新バージョンで上書きする
    本項目はアップデート用パッケージの作成時に使用します。
        
  7. [アップデートエージェントの機能]で、対象のコンピュータをアップデートエージェントとして使用する場合に選択します。

     
  8. [コンポーネント]に表示されている項目は、全てグレーアウトしている事を確認します。(本項目はアップデート用パッケージの作成時に使用します)
     
     
  9. [入力ファイル]の横に表示されている、ofcscan.ini ファイルの場所が正しいことを確認します。
     
    パスを変更するには、 をクリックしてofcscan.iniファイルを参照します。
      
    image.png
     
    ※ofcscan.iniは、<インストール先フォルダ>\PCCSRV\ フォルダ内にあります。
     
    例)C:\Program Files\Trend Micro\Office Scan\PCCSRV\ofcscan.ini
  10. [出力ファイル]で、保存先およびファイル名を指定します。
     
    保存先を指定には、 をクリックします。


    image.png


    保存先の選択ならびにファイル名の入力を実施後、[保存]をクリックします。
    (下図例では、パッケージというフォルダにファイル名「エージェントパッケージャ」、ファイルの種類をEXE形式で作成しています。)
     
    image.png
     
      
  11. 先ほど指定したパスとファイル名が表示されます。(日本語の場合、文字コードの影響で文字化けする場合がございますが、以降の作業に支障はありません。)
    問題なければ、[作成]ボタンをクリックします。

    image.png

     
  12. パッケージが作成されます。
     
     
    image.png

       
  13. パッケージ作成が完了しましたら、以下の画面が表示されます。
     
    image.png
     
      
  14. 画面の[閉じる]ボタンをクリックし、作業を終了します。

    image.png

     
  15. 以下のようなパッケージが作成されます。これをCD-Rに焼くなどして、インストールさせたいコンピュータ上でパッケージを右クリックし、「管理者として実行」を選択して実行します。
     
    image.png



 
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