ログオンスクリプトウィザードでは、保護されていないコンピュータがネットワークにログオンする際に Apex One エージェントを自動インストールします。ログオンスクリプトウィザードでは、AutoPcc.exe と呼ばれるプログラムをサーバログインスクリプトに追加します。
AutoPcc.exe は、保護されていないWindows 2000/XP/Server 2003 コンピュータが、ログオンスクリプトが変更されたサーバにログオンするときに、このコンピュータにウイルスバスター Corp. クライアントを自動的にインストールします。なお、インストールにあたってローカル管理者権限が必要となります。また、Windows Vista/2008 コンピュータには自動的にインストールしません。ユーザがサーバコンピュータに接続し、\\< サーバコンピュータ名>\ofcscan に移動してAutoPcc.exe を右クリックし、[管理者として実行] を選択する必要があります。
■インストール実施手順
1. Trend Micro Apex One(以下、Apex One)サーバがインストールされているコンピュータにログオンします。
2. Windows の [スタート] メニュー → [プログラム] (または [すべてのプログラム]) → [Apex One サーバ- {サーバ名}] → [システムログオンスクリプト] の順にクリックし、ログオンスクリプトウィザードが起動させます。
3. [実行]ボタンをクリックします。
4. 変更するログオンスクリプトがあるコンピュータを参照して選択し、[選択] をクリックします。
※サーバはプライマリドメインコントローラである必要があります。また、サーバへの管理者権限が必要なため、ユーザ名とパスワードの入力が求められます。
5.左側のリストから、ログオンスクリプトを変更するユーザを選択し、画面右側の[適用]をクリックします。
・一部のユーザのログオンスクリプトを変更するには、左側のリストで該当するユーザを選択し、[追加] をクリックします。
・すべてのユーザのログオンスクリプトを変更するには、[すべて追加] をクリックします。
・すでにコンピュータを変更したユーザを削除するには、右側のリストからユーザを選択し、[削除] をクリックします。
・選択したユーザをすべて削除するには、[すべて削除] をクリックします。
6. メッセージが表示され、サーバのログオンスクリプトが正常に変更されたことが示されます。[OK]をクリックします。ログオンスクリプトウィザードの初期画面に戻ります。
※ 他のサーバのログオンスクリプトを変更するには、手順 3 ~ 5 を繰り返します。
以下、インストール実施後にご実施ください。
7. ログオンスクリプトによるウイルスバスター Corp.クライアントのインストールが完了しましたら、ログオンスクリプトを解除します。
手順は上記5で、画面中央下側にある[<<すべて削除]を選択し、ログオンスクリプトの対象から除外します。(右側のリストから左側のリストに移動させます。)