USBデバイスには、Windowsの自動実行機能によってUSBメモリ内にあらかじめ決められた動作を行うように設定されたファイル"autorun.inf"が存在することがあります。
以下に記載したバージョン以降の製品ではその設定ファイルの存在を検知するため、"autorun.inf"の実行をブロックし、警告メッセージを表示します。(設定によっては表示されないこともあります。)
以下に記載したバージョン以降の製品ではその設定ファイルの存在を検知するため、"autorun.inf"の実行をブロックし、警告メッセージを表示します。(設定によっては表示されないこともあります。)
- Trend Micro ビジネスセキュリティ 6.0
- ウイルスバスター コーポレートエディション 10.X, 11.0, XG
- ウイルスバスター2010
基本的には"autorun.inf"ファイルの実行をブロックしたことが表示されるだけで、暗号化ドライブ(ユーザドライブ)を開くためのプログラムを実行することはできます。そのため、USBデバイスが全く使用できなくなるというわけではありません。ただし、ウイルスバスター コーポレートエディションでは、デバイスコントロールの設定によってUSBデバイスを使用できない状態にすることも可能です。
警告表示を出さないようにしたり、ウイルスバスター コーポレートエディションでデバイスコントロールの詳細な設定を行う場合は、以下の手順をご参照ください。
ただし、2009年現在、USBデバイスを狙ったウイルスは"autorun.inf"の仕組みを悪用することが多く見受けられます。そのためトレンドマイクロでは"autorun.inf"の実行をブロックするようにしています。やむをえない理由で各ウイルス対策製品の設定を変更する際は、その危険性をご理解の上、操作を行ってください。
■Trend Micro ビジネスセキュリティ 6.0 の場合
USBデバイス内の"autorun.inf"をブロックしない方法
■ウイルスバスター コーポレートエディション 10.Xの場合
デバイスコントロールの設定について
■ウイルスバスター コーポレートエディション 11.0, XG の場合
デバイスコントロール機能の概要・設定方法およびUSBメモリを検索する方法について
■ウイルスバスター2010 の場合
- タスクトレイ(画面右下の時計表示近く)にあるウイルスバスター2010のアイコンを右クリックし、メイン画面を起動してください。
- [ウイルス/スパイウェア対策]から「不正変更の監視」の設定を開いてください。
- 「USBドライブにある疑わしいソフトウェアを起動させないようにする」からチェックを外します。