はじめに
ビジネスセキュリティをインストールする際には、レジストリやデバイスを追加する(書きこむ)必要があるため、該当コンピュータへの管理者権限が必要です。
ユーザの権限に起因した問題を確認する際には、現在ログオンしているユーザに、どういった権限が付与されているのかを確認する必要があります。
現在ログオンしているユーザを確認する
コマンドプロンプトから確認する
- キーボード上の[Windows]キーと[R]キーを同時に押します。
「ファイル名を指定して実行」が表示されます。
- 名前欄に" cmd "と入力し、[OK]ボタンをクリックすると、コマンドプロンプトが開きます。
- プロンプトへ "whoami" と入力し、[Enter]キーを押します。
- \の後に続くのがログオンしているユーザ名です。
例では、"trend"というユーザ名でログインしていることがわかります。
確認したユーザがどういった権限を持っているのか確認する
- キーボード上の[Windows]キーと[R]キーを同時に押し、ファイル名を指定して実行の画面で、「compmgmt.msc」と入力します。
- 左側のパネルから[コンピュータの管理] > [システムツール] > [ローカルユーザとグループ] > [ユーザ]をクリックします。
- 右側のパネルから、確認したユーザを右クリックし、[プロパティ]をクリックます。
- [所属するグループ]タブをクリックし、所属するグループを確認します。
例では、“trend”ユーザは“Administrators”グループに所属しており、管理者権限のあるグループに所属していることが分かります。その他Usersなど、管理者権限がないグループしか表示されていない場合は、管理者権限が付与されたユーザでログオンし直すか、該当ユーザへ権限を付与してください。