本 FAQ では エージェントのウイルス検索エンジンの手動アップデート手順について説明します。
Apex One サーバのウイルス検索エンジンの手動アップデート手順は以下 FAQ にてご確認ください。
通常、ウイルス検索エンジンは、パターンファイルなどのアップデート時に自動的に更新を行います。
本手順はウイルス検索エンジンを手動で適用する事情がある場合に実施してください。
エージェントのウイルス検索エンジン手動アップデート手順
- 最新版ダウンロードページの「検索エンジン」タブより、最新のウイルス検索エンジンをダウンロードします。
- ダウンロードした zip ファイルを任意の場所にコピーして解凍します。
解凍したフォルダ内に存在する ntkd*.zip(x64 用は engv_*.zip)も解凍しておきます。
※ フォルダ名は変更されることがあります。解凍したフォルダ内にある server.ini は不要です。
- エージェントをアンロードします。
※ アンロードの処理が完了するのに 2~3 分程度待ち、タスクトレイのエージェントアイコンが消えたことを確認してください。 - <エージェントインストールフォルダ>へ移動し、以下ファイルをデスクトップなど別のフォルダへバックアップとしてコピーをします。
手順 2. でダウンロード/解凍したフォルダ内にも同じファイルがあることを確認し、<エージェントインストールフォルダ>内の以下ファイルを削除します。
VsapiNT.sys
tmfilter,cat
tmfilter.sys(※)
tmpreflt.inf
tmpreflt.sys
tmxpflt.inf
tmxpflt.sys
vsapint.inf
tmetw.man
tmpcw.man
(※)IA64 及び x64 エージェントには tmfilter.sys はありません。
エージェントインストールフォルダ
<エージェントインストールフォルダ>は初期設定で以下のとおりです。
Apex One エージェント新規インストール時のパスのため、ウイルスバスターコーポレートエディションからのバージョンアップ時は”Security Agent”を ”OfficeScan Client”と読み替えてください。
■ 32 bit の場合
C:\Program Files\Trend Micro\Security Agent
■ 64 bit の場合
C:\Program Files(x86)\Trend Micro\Security Agent
- 手順4. で削除をした同名のウイルス検索エンジン関連ファイルを、手順2. でダウンロード/解凍したフォルダからコピーして<エージェントインストールフォルダ>内に保存します。
- OS を再起動します。