■ 対応している認証の種類
SMTP Authentication 認証の種類は次のとおりです。
- ログイン(LOGIN)
- プレーンテキスト(PLAIN)
- CRAM MD5(CRAM-MD5)
■ 設定の前に
SMTP サーバが SMTP Authentication に対応しているかご確認ください。
※プロバイダーなど、自社外のメールサーバをお使いのお客様は、各プロバイダーなどメールの管理元にお問い合わせください。
自社で管理されている場合は、以下の SMTP コマンドを使用することで確認できます。
事前に管理者間で協議することを推奨いたします。
手順1.
メールサーバに対して、コマンドプロンプトを起動し、telnet にて 25番ポートに接続します。
telnet mail.example.com 25
※mail.example.com の部分は、お客様のメールサーバの FQDN または、IPアドレスを使用してください。
※25番ポート以外を使用している場合は、環境に合わせてポート番号を変更してください。
手順2.
メールサーバから、 220 のレスポンスが返ってきます。
手順3.
次のコマンドを入力します。
ehlo mail.example.com
手順4.
メールサーバは、ehlo で使えるレスポンスを返します。
250-mail.example.com
250-PIPELINING
250-SIZE 10240000
250-VRFY
250-ETRN
250-AUTH CRAM-MD5 LOGIN PLAIN DIGEST-MD5 NTLM GSSAPI
250 8BITMIME
※このレスポンスはメールサーバの設定によって異なります。
手順5.
以下のレスポンスに注目します。
250-AUTH CRAM-MD5 LOGIN PLAIN DIGEST-MD5 NTLM GSSAPI
このレスポンスが、お客様のメールサーバで使用できる認証の種類を示しております。
手順6.
次のコマンドを入力して、SMTP サーバとの接続を切断します。
quit
ご注意:
次のように表示されている場合でも、メールサーバの設定によっては、認証に失敗することがございます。
250-AUTH CRAM-MD5 LOGIN PLAIN DIGEST-MD5 NTLM GSSAPI
そのため、ユーザ名とパスワードをご確認いただき、ユーザ名、パスワードに間違いがない場合、メールサーバのログを確認されることをお勧めいたします。
■ 設定方法
管理コンソールでは、左のメニューより、[管理] - [通知] - [一般設定] にて
「ESMTP を有効にする」のチェックボックスをオンし、”SMTPサーバ”、”ポート番号”、”送信者”、”ユーザ名”、”パスワード”、”認証”の種類を選択し、[保存]をクリックすることで使用することができます。