本製品Q&Aでは、このアイコンの意味について以下の3つの観点から説明します。
エージェントのアイコンについて
Point 1: エージェントアイコンが示すエージェントの状態
エージェントアイコンが示すエージェントの状態は、以下の通りです。
エージェントの |
説明 |
視覚的なヒント |
エージェントと |
「オンラインエージェント」はApex One サーバに接続されています。 サーバでは、これらのエージェントに対してタスクを起動したり、設定を配信したりできます。 |
アイコンには心拍に似たシンボルが表示されます。 背景色には、リアルタイム検索サービスの状態に応じて青または赤の陰影が付けられます。 |
「オフラインエージェント」は Apex Oneサーバと接続されていません。 サーバでは、このようなエージェントは管理できません。 |
アイコンには心拍の消失に似たシンボルが表示されます。 背景色には、リアルタイム検索サービスの状態に応じて青または赤の陰影が付けられます。 エージェントがネットワークに接続されていても、オフラインになっている可能性があります。この問題の詳細については、ネットワークに接続されているエージェントがオフラインとして表示されるを参照してください。 | |
スタンドアロンエージェントは、Apex One サーバと通信できる場合と、できない場合があります。 |
アイコンにはデスクトップと信号のシンボルが表示されます。 背景色には、リアルタイム検索サービスの状態に応じて青または赤の陰影が付けられます。 | |
Smart Protectionソースの使用可否 |
Smart Protectionソースには、Smart Protection ServerとTrend Micro Smart Protection Networkがあります。 従来型のスキャンエージェントは、Webレピュテーションクエリの目的でSmart Protectionソースに接続します。 スマートスキャンエージェントは、検索クエリとWebレピュテーションクエリの目的でSmart Protectionソースに接続します。 |
Smart Protectionソースが使用可能な場合は、アイコンにチェックマークが表示されます。 |
使用可能なSmart Protectionソースがないときに、エージェントがソースとの接続を確立しようとしている場合は、アイコンに進行状況のバーが表示されます。 この問題の詳細については、Smart Protectionソースが使用できないを参照してください。 | ||
従来型スキャンエージェントでは、Webレピュテーションが無効に設定されている場合、チェックマークも進行状況のバーも表示されません。 | ||
リアルタイム検索サービスの状態 |
エージェントは、リアルタイム検索サービスをリアルタイム検索だけでなく、手動検索や予約検索にも使用します。 このサービスが機能していないと、エンドポイントがセキュリティリスクにさらされます。 |
リアルタイム検索サービスが機能している場合は、アイコン全体が青い陰影で表示されます。 2種類の青色の陰影によって、エージェントの検索方法が示されます。
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リアルタイム検索サービスが無効になっているか機能していない場合は、アイコン全体が赤い陰影で表示されます。 2種類の赤色の陰影によって、エージェントの検索方法が示されます。
この問題の詳細については、リアルタイム検索が無効であるか機能していないを参照してください。 | ||
リアルタイム検索の状態 |
リアルタイム検索は積極的な保護機能を提供し、ファイルの作成、変更、または取得時に、そのファイルにセキュリティリスクが存在するかどうかを検索します。 |
リアルタイム検索が正常に機能しているかどうかの視覚的なヒントはありません。 |
リアルタイム検索が無効になっている場合は、アイコン全体が赤い円で囲まれ、中に赤い斜線が表示されます。 この問題の詳細については、次の項目を参照してください。 | ||
パターンファイルのアップデートの状態 |
最新の脅威からエンドポイントを保護するには、エージェントのパターンファイルを定期的にアップデートする必要があります。 |
パターンファイルが最新か、または少し古くなっているかを示す視覚的なヒントはありません。 |
パターンファイルが著しく古い場合は、アイコンに感嘆符が表示されます。 これはパターンファイルがしばらくアップデートされていないことを意味します。 |
Point 2: アイコン一覧
スマートスキャン | 従来型スキャン | Apex One サーバとの接続 | Smart Protectionソースの使用可否 | リアルタイム検索サービスの状態 | リアルタイム検索の状態 | |
パターンファイルが「最新」または「やや古い」※1 | パターンファイルが「著しく古い」※1 | |||||
オンライン | 使用可能 | 有効 | 有効 | |||
オンライン | 使用可能 | 有効 | 無効 | |||
オンライン | 使用可能 | 無効または機能停止 | ||||
オンライン | 使用不可、 再度接続中 | 有効 | 有効 | |||
オンライン | 使用不可、 再度接続中 | 有効 | 無効 | |||
オンライン | 使用不可、 再度接続中 | 無効または機能停止 | ||||
オンライン | 無効化 | 有効 | 有効 | |||
オンライン | 無効化 | 有効 | 無効 | |||
オンライン | 無効化 | 無効または機能停止 | ||||
オフライン | 使用可能 | 有効 | 有効 | |||
オフライン | 使用可能 | 有効 | 無効 | |||
オフライン | 使用可能 | 無効または機能停止 | ||||
オフライン | 使用不可、 再度接続中 | 有効 | 有効 | |||
オフライン | 使用不可、 再度接続中 | 有効 | 無効 | |||
オフライン | 使用不可、 再度接続中 | 無効または機能停止 | ||||
オフライン | 無効化 | 有効 | 有効 | |||
オフライン | 無効化 | 有効 | 無効 | |||
オフライン | 無効化 | 無効または機能停止 | ||||
スタンドアロン | 使用可能 | 有効 | 有効 | |||
スタンドアロン | 使用可能 | 有効 | 無効 | |||
スタンドアロン | 使用可能 | 無効または機能停止 | ||||
スタンドアロン | 使用不可、 再度接続中 | 有効 | 有効 | |||
スタンドアロン | 使用不可、 再度接続中 | 有効 | 無効 | |||
スタンドアロン | 使用不可、 再度接続中 | 無効または機能停止 | ||||
Apex Oneサーバの管理コンソールで、[エージェント] > [グローバルエージェント設定] > の[エージェント制御]タブにある「警告設定」より、設定した日付以上パターンファイルを アップデートしていない場合、「著しく古い」に分類されます。
本機能は初期設定で無効です。
また、スマートスキャンをご利用の場合は Web管理コンソールでの設定にくわえて Apex One サーバのインストールフォルダ内にある設定ファイルの編集が必要です。
以下の製品 Q&A をご参照いただき設定ください。