■前述のログに関する説明
SPLXでは定期的にライセンスの更新を行うために弊社認証サーバにライセンスアップデートのための通信を行っております。
SPLXの自動でのライセンスアップデートタイミングに関しましては、こちらをご参照ください。
前述のエラーメッセージはライセンスアップデートに失敗した場合に出力されるエラーとなります。オフライン環境や、お客様の環境でライセンスアップデートができない場合、その処理に失敗するためこのようなエラーメッセージが出力されます。なお、前述のエラーメッセージは、製品の他動作(検索機能、コンポーネントアップデート等)が機能していないことを意味するものではございません。
ご利用のSPLXのライセンス期間が正しく反映されていることを確認する方法は後述の手順をご参照ください。
■オフライン用アクティべーションコードと、その発行方法
オフライン専用アクティベーションコードは弊社ライセンス担当にてお客様の申請を元に発行しているコードであり、本コードをご利用の場合、Trend Micro Control Manager(以下、TMCM)からのライセンスプロファイル配布を必要とせず、SPLXが完全なオフライン環境においてもご利用いただける専用のコードとなります。
オフライン専用アクティベーションコードの発行につきましては、弊社法人お問い合わせ窓口にお問い合わせいただけますようお願いいたします。
■WEBコンソールからのライセンス期間の確認方法
(1)SPLX Web コンソールの左側のメニューから、[Administration]→[Product Registration] の順に選択します。
(2)「Maintenance expires on 20**-**-**」にて、正しい契約期間が表示されていることを確認します。
オンライン環境であり、認証サーバと本来接続できている環境において正しい契約期間が表示されていない場合は下記手順をお試しください。
(1)ServerProtect Web コンソールの左側のメニューから、[Administration]→[Product Registration] の順に選択します。
(2)[Update Information] ボタンをクリックします。弊社の認証サーバへアクセスします。
(3)「Maintenance expires on 20**-**-**」にて、正しい契約期間が表示されていることを確認します。
※外部インターネット接続時にプロキシサーバを利用されている場合は以下の設定を事前に実施します。
1)ServerProtect Web コンソールの左側のメニューから、[Administration]→[Proxy Settings] の順に選択します。
2)[General] タブよりプロキシ設定をおこないます。
■前述のログ出力を停止する方法(認証サーバ接続を無効にする方法)
1.コマンドを使用して、以下ディレクトリに移動します。
例 #cd /opt/TrendMicro/SProtectLinux/
2.viなどのテキストエディタを使用して、以下ファイルを編集します。
例 #vi tmsplx.xml
3.ファイル内の、次の部分を変更いたします。
※変更前
<P Name="EnableScheduledOnlineUpdateLicense" Value="1"/>
※変更後
<P Name="EnableScheduledOnlineUpdateLicense" Value="0"/>
4.変更を保存し、Server Protectのサービスをリスタートします。
#service splx restart
■TMCMを使用している場合にライセンス情報を更新する方法
TMCMのライセンスプロファイル配信機能にて管理下の製品ライセンス情報を更新する基本的な手順は、下記FAQに記載のとおりです。