- 本機能はデフォルトで有効になっております。
- 本機能が有効または無効の場合でも、配下製品への配信動作は変わらず、配下製品へ影響はありません。
無効化手順
(1) 以下のサービスを停止します。
・Trend Micro Apex Central
・Trend Micro Management Infrastructure
(2) コマンドプロンプトを起動し、Apex Central のインストールフォルダまで移動してください。
・初期設定の場合
C:\Program Files\Trend Micro\Control Manager (32bit)
C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Control Manager (64bit)
(3) "XMLModify.exe"を次のようなオプションをつけて実行します。
入力するコマンドは大文字/小文字が区別されますので、入力ミスにご注意ください。
> XMLModify.exe m_iUseAUSmartDuplicate 0 SystemConfiguration.xml
(4) Apex Central のインストールフォルダ内にある"SystemConfiguration.xml"をテキストエディタで開きます。
ファイルの中に「m_iUseAUSmartDuplicate」が重複して登録されていないかご確認ください。
コマンド実行時に大文字/小文字に誤りがあった場合、同じ行が重複して登録されますので、ファイルを別の場所へバックアップしておき、重複箇所を削除して保存してください。その際、文字コードは「Unicode(UTF-8)」のままにしてください。
(5) 手順(1)で停止したサービスを起動させます。
なお、設定を有効に戻すには、次のコマンドを実行します。
> XMLModify.exe m_iUseAUSmartDuplicate 1 SystemConfiguration.xml
コンポーネント生成機能が無効の場合
ActiveUpdateサーバにある全ての差分パターンファイルと、 フルパターンファイルの両方をダウンロードします。
<メリット>
・差分パターンファイルをApex Central側で作成する必要が無いため、CPUリソース等の負荷を軽減できます。
・インターネットの回線が高速であれば、有効時よりもアップデート全体のプロセスが短時間で完了します。
・ダウンロード全体の通信量が多くなり、低速の回線ではダウンロード自体に時間を要します。
コンポーネント生成機能が有効の場合
・最新版と比べて不足している世代分の差分パターンファイルをダウンロードします。
・自身が保持しているフルパターンファイルを元に、新しいパターンとの差分パターンファイルを作成します。
・自身がパターンファイルを保持していない場合、または保持している差分ファイルが保持可能な世代以降のパターンの場合、全ての差分パターンファイルとフルパターンファイルの両方をダウンロードします。
※各コンポーネントがどれくらいの世代の差分を保持するかにつきましては、各コンポーネントによって異なります。(例:ウイルスパターンファイルの場合は14世代分)
<メリット>
・設定が無効の場合よりも全体的なダウンロードの通信量が少なくなります
<デメリット>
・アップデート時に差分パターンファイル作成のための一時的な負荷がかかります。