ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(以下、VBBSS) では「ウイルスログ」を確認することで、お使いのコンピュータでの不正プログラムの検出履歴を確認できます。
「ウイルスログ」を確認するには、2つの方法があります。
お使いのコンピュータ(セキュリティエージェント)から確認する
確認したいコンピュータ上から以下の操作を行います。
- タスクトレイに常駐しているVBBSSのアイコンを右クリックし、メニューから「セキュリティエージェントを開く」をクリックします。
- セキュリティエージェントのコンソールが起動しますので、左下のログボタン(赤丸のボタン)をクリックします。
- 種類の“選択”項目のプルダウンメニューから確認したいログを選択します。
※例では、「ウイルス/不正プログラム」を選択しています。 - 表示させたい期間を設定し、「表示」ボタンをクリックします。
- 表示されたログから検出された情報を確認します。何も表示されなければ、手順 3.で設定した期間内には検出していません。
※ファイルへ出力する場合は「エクスポート」ボタンをクリックし、出力先を指定します。
Web管理コンソールから確認する
- Internet Explorerなどのブラウザから、VBBSSのWeb管理コンソールを表示させるために、「Customer Licensing Portal」サイトへアクセスします。
- ログインIDとパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。 ログインIDまたはパスワードを忘れた場合は、下記FAQを参照ください。
- 登録済みの製品/サービスから「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」欄を確認し、「コンソールを開く」をクリックします。
-
Web管理コンソールが開きましたら、画面左側に表示されるメニューの「ログ」をクリックします。
-
[セキュリティリスクの検出:すべて] と表示されたボタンをクリックします。
※ボタン表示は、選択しているログの種類によって、表示名が変化します。 -
ポップアップが表示されましたら、ログの種類を選択し、適用をクリックします。
-
[過去7日間] と表示されたボタンをクリックします。
下方向に選択肢が表示されましたら、ログを表示したい期間を設定します。
※ボタン表示は、選択している期間によって、表示名が変化します。 -
表示されたログから検出された情報を確認します。
何も表示されなければ、手順 7.で設定した期間内には検出していません。
よくある質問
ウイルスログをみるとウイルスが検出されています。大丈夫ですか?
ウイルスログから [結果] あるいは [処理] の欄を確認してください。“隔離されました”と表示されていれば、検出されたウイルスの隔離処理は成功しています。念のために、最新パターンファイルへ更新した後に該当のコンピュータを手動検索してください。何もウイルスが検出されなければ対処を終了してください。もし、同じウイルスが検出されるようであれば、サポートセンターまでご連絡ください。
解析調査を行うために検体(検出されたファイル)を取得したい
VBBSSクライアントの処理結果によってファイルの格納場所が異なります。
-
隔離処理が成功している場合
隔離処理されたファイルは通常、VBBSSクライアントの隔離フォルダへ移動されます。
例:<C:\Program Files\Trend Micro\Client Server Security Agent\Suspect>
※暗号化され、隔離処理されていますのでご安心ください。
-
隔離処理が失敗している場合
「パス」と「ファイル名」の項目を確認してください。表示されているパスに該当のファイルが格納されています。※ファイルは暗号化されていません。他のコンピュータへの感染の危険もありますのでファイルの取扱にはご注意ください。
“隔離されました”と表示されていれば、検出されたウイルスの隔離処理は成功しています。念のために、最新パターンファイルへ更新した後に該当のコンピュータを手動検索してください。もし、同じウイルスが検出されるようであれば、サポートセンターまでご連絡ください。