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Apex One セキュリティエージェントをインストールするには、複数の方法が用意されています。ここで紹介するインストール方法は、Apex One サーバへネットワーク接続できるコンピュータに対して、インストールしたいコンピュータ側で操作が可能な場合にお勧めのインストール方法です。

AutoPcc.exeの実行によるインストールの特徴

  • インストールしたいコンピュータ側から、ネットワーク越しにサーバ内のファイル(AutoPcc.exe)を実行するだけですので、インストール作業が簡単です。
  • インストールしたいクライアントコンピュータ側からの操作でインストールできます。
    サーバ側から一括で多数のコンピュータにインストールしたい場合は 以下の方法をお勧めします。
  • インストールしたいコンピュータが、Apex One サーバとネットワーク接続できる必要があります。
    ネットワーク接続環境のないスタンドアロンのコンピュータにインストールする場合は、 こちら の方法をお勧めします。

インストール時の注意事項

  • サーバとインストール対象のクライアントコンピュータ間の双方向間で、NetBIOS セッション(初期設定137~139、445ポート)が使用可能である必要があります。

操作方法

インストール対象のコンピュータから、Apex One サーバのコンピュータへアクセスします。

  1. [Windows]キー + R から 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。
  2. サーバの" コンピュータ名 "か" IPアドレス "を入力し、「OK」ボタンをクリックします。 
    [ コンピュータ名を指定する場合 ]
      \\<サーバのコンピュータ名>
      ※例では" trendmicro01 "というコンピュータ名を指定しています。
    image01

    [ IPアドレスを指定する場合 ]
      \\<サーバのIPアドレス>
      ※例では" 192.168.1.1 " のIPアドレスを指定しています。
    image02

    ヒント

    お客様の環境でサーバとクライアントコンピュータ間のアクセスに認証の制限を設けている場合は、下記のようなユーザ名やパスワードを入力画面が表示されることがあります。その際は、ネットワーク管理者にご相談の上、認証に必要なユーザ名とパスワードを確認し、入力してください。

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  3. サーバへアクセスできたら、「ofcscan」フォルダが見えている事を確認します。
      
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  4. 「 ofcscan 」フォルダ内の「AutoPcc.exe」をそのままダブルクリックし実行します。
      
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    ヒント

    クライアントコンピュータ側にコピーしたファイルを実行しないでください。
    クライアントコンピュータからネットワーク越しに、サーバ内の「AutoPcc.exe」を実行する必要があります。
    「*.exe」という「ファイル拡張子」が表示されていない場合は、OS 側の設定を変更することで表示できます。
    詳しくはこちらをご覧ください。

    以下の「セキュリティの警告」ダイアログが表示された場合は「実行」をクリックしてください。   

    image07   

    以下の「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示された場合は「はい」をクリックしてください。   
    image08   

    お客様の環境でサーバとクライアントコンピュータ間のアクセスに認証の制限を設けている場合は、下記のようなユーザ名やパスワードを入力画面が表示されることがあります。その際は、ネットワーク管理者にご相談の上、認証に必要なユーザ名とパスワードを確認し、入力してください。   

    image09   
  5. ファイルのコピーなどが始まるので、そのまま待ちます。
    image10 
     
  6. タスクトレイに Apex One エージェントのアイコンが常駐することを確認します。
      

    ヒント

    「インストール完了」などのメッセージは特に表示されません。

 
以上で操作は完了です。
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