ビジネスセキュリティ で使用する SSL証明書には、初期設定で3年の有効期限があります。証明書の期限が切れた場合、以下の手順で証明書を更新することができます。
期限が切れた後もSSL 証明書を使用できますが、その証明書を使用してSSL経由で 管理コンソールにアクセスするたびに警告メッセージが表示されます。
また、SSL を使用することで、クライアントからサーバの 管理コンソールへ通信を行う際に、暗号化通信を確立し、安全にデータをやりとりすることが可能です。そのため、SSL を使用していない場合、サーバとクライアントが同じセグメントではない状態など、外部のネットワークを介して 管理コンソールにアクセスする場合に、第三者から閲覧される可能性が発生するとになります。
管理コンソールとサーバ間のセキュリティを強化するため、SSL を有効にすることを強くお勧めします。
また、SSL を使用することで、クライアントからサーバの 管理コンソールへ通信を行う際に、暗号化通信を確立し、安全にデータをやりとりすることが可能です。そのため、SSL を使用していない場合、サーバとクライアントが同じセグメントではない状態など、外部のネットワークを介して 管理コンソールにアクセスする場合に、第三者から閲覧される可能性が発生するとになります。
管理コンソールとサーバ間のセキュリティを強化するため、SSL を有効にすることを強くお勧めします。
Internet Information Services(IIS)のSSL証明書を更新する方法
- ビジネスセキュリティ サーバ上でコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。PCCSRVフォルダへ移動します。
(フォルダ名は初期設定ものを例としています)・32bit OSの場合
> cd "C:\Program Files\Trend Micro\Security Server\PCCSRV"
・64bit OSの場合
> cd "C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Server\PCCSRV"
プロンプトが次のいずれかのフォルダに移動します。
<C:\Program Files\Trend Micro\Security Server\PCCSRV>
<C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Server\PCCSRV>
-
コマンドプロンプト上で、以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
(このコマンドにより新規の証明書がIIS の証明書ストアに追加されます。)> svrsvcsetup –enablessl
- コマンドプロンプトを終了します。
- インターネット インフォメーションサービス マネージャを開き、 [Officescan] を開きます。
- 右側のツールバーの[操作] → [バインド....]をクリックします。
- [https]を選択し、右側の[編集] ボタンをクリックします。
- 同じ名前のSSL 証明書を選択し、[OK]をクリックします。
※ もし同じ名前のSSL 証明書がたくさんある場合には、[選択]をクリックし、表示される画面で有効期限が最新のものをご選択ください。
ApacheのSSL証明書を更新する方法
- httpd.conf が置かれている下記フォルダへ移動します。
32bit版OSの場合:
C:¥Program Files¥Trend Micro¥Security Server¥PCCSRV¥Apache2¥conf
64bit版OSの場合:
C:¥Program Files(x86)¥Trend Micro¥Security Server¥PCCSRV¥Apache2¥conf
- httpd.conf のコピーをデスクトップなどに退避させます。(バックアップをとります)
- ビジネスセキュリティ サーバを運用しているPCにてコマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。PCCSRVフォルダへ移動します。
(フォルダ名は初期設定ものを例としています)・32bit OSの場合
> cd "C:\Program Files\Trend Micro\Security Server\PCCSRV"
・64bit OSの場合
> cd "C:\Program Files(x86)\Trend Micro\Security Server\PCCSRV"
プロンプトが次のいずれかのフォルダに移動します。
<C:\Program Files\Trend Micro\Security Server\PCCSRV>
<C:\ Program Files (x86)\Trend Micro\Security Server\PCCSRV>
- 次のコマンドを入力します。
> svrsvcsetup –enablessl
コマンドを入力すると、httpd.conf 内に、新たにSSL証明書に関しての記述が上書きされます。
その結果、Apacheが起動しない現象が発生する場合があります。
Apacheを正常に起動させるには、下記の設定にしたがってください。
その結果、Apacheが起動しない現象が発生する場合があります。
Apacheを正常に起動させるには、下記の設定にしたがってください。
- 手順1.を参照の上、httpd.conf が置かれているフォルダへ移動します。
- 手順2.にて、デスクトップに退避させた httpd.conf を該当のフォルダへ移動し、上書きします。
- Apacheを起動させます。
以上。