- エージェントをインストールするコンピュータのハードディスク空き容量が十分にあるか確認ください。
- 作成されたパッケージを実行する際は「管理者として実行」を選択して実行してください。
- エージェントパッケージャを使用したエージェントのインストール方法は下記製品 FAQ をご参照ください。
よくある原因と対応策
エージェントパッケージャを使用してエージェントインストールした時に発生するトラブルについて、よくある原因は下記のとおりです。- 他社のセキュリティ対策製品プログラムの残存がある場合
- 過去にインストールしていたエージェントの残存がある場合
- サードパーティ製ソフトの影響
他社のセキュリティ対策製品プログラムの残存がある場合
弊社では、Apex One エージェントをインストールする際に「他社のセキュリティ対策製品」は必ず事前に完全アンインストールいただくことをお奨めしています。各アプリケーションメーカーで公開しているアンインストール手順やツールなどをご参照いただき、プログラムを完全に削除してください。
過去にインストールしていたエージェントの残存がある場合
過去に Apex One エージェント(またはウイルスバスタークライアント)がインストールされていたコンピュータの場合、過去の Apex One エージェントで使用していたファイルやレジストリ、ドライバ等が残存していないかの確認を行ってください。確認には手動アンインストールの手順をご参照ください。
■ウイルスバスターコーポレートエディション XG
■ Apex One および、ウイルスバスターコーポレートエディション XG より前のバージョン
手動アンインストールの手順は弊社サポートセンターまでお問合せください。
お問合せ方法については、こちら をご確認ください。
サードパーティ製ソフトの影響
日本語入力システムなどのサードパーティ製ソフトを使用している環境の場合は、一時的にそれらソフトを停止した状態でインストールを実行してください。なお、ソフトの停止方法など詳細な手順につきましては各ソフトメーカにご確認ください。
その他の対応策
以下の対応を行うことでエージェントパッケージャを使用してのインストールが完了する場合がございます。- 事前検索を無効にする
- テンポラリファイルの削除を無効にする
事前検索を無効にする
エージェントパッケージャでのパッケージ作成時に、インストール時の事前検索を無効にすることでインストールが実施できるかご確認ください。パッケージ作成時に、エージェントパッケージャコンソールで以下にチェックをいれてください。
□ 事前検索を無効にする(新規インストールのみ)
テンポラリファイルの削除を無効にする
テンポラリファイルの削除を無効にすることで、エージェントインストールが実施できるかご確認ください。エージェントパッケージャでのでのパッケージ作成前に、以下の手順でテンポラリファイルの削除を無効に設定します。
1. Apex One サーバがインストールされているコンピュータで ClnExtor.ini ファイルをテキストエディタで開きます。
<Apex One サーバインストールフォルダ>PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager\ClnExtor.ini
初期設定での Apex One サーバインストールフォルダ
C:\Program Files(x86)\Trend Micro\ApexOne
ウイルスバスターコーポレートエディションからのバージョンアップ時は”ApexOne”を ”OfficeScan”と読み替えてください。
C:\Program Files(x86)\Trend Micro\ApexOne
ウイルスバスターコーポレートエディションからのバージョンアップ時は”ApexOne”を ”OfficeScan”と読み替えてください。
値が「0」の場合は「1」に書き換えます。
3. [Common] セクションに以下のパラメータを追加し、ファイルを保存します。
WaitForInstallationToBeFinished=1
※ 1:事前検索が完全に終了するまで待機する
0:事前検索の終了を待機するために定義されたタイムアウトを使用する
記入例
[Common]
DeleteTemp=1
WaitForInstallationToBeFinished=1
[Common]
DeleteTemp=1
WaitForInstallationToBeFinished=1