※ビジネスセキュリティ の管理コンソール には、不正なActive X コントロールは含まれませんので、ご安心ください。
管理コンソールが開かない場合、次の設定を行った後に正常に開くことができるか確認してください。
ActiveX のメッセージが表示されずに、ActiveXのインストールが行われない
ActiveX のメッセージが表示されずに、ActiveXのインストールが行われない場合、下記を実施しActiveX のメッセージが表示されるようになることを確認してください。
1. 管理コンソールのURLをコピーします。
2. 別ブラウザでIEを管理者として実行します。
3. 管理者として実行したIEのURLバーへ管理コンソールのURLを張ります。
4. ActiveX のメッセージが表示されるようになることを確認します。
作業手順
- Step 1Internet Explorer セキュリティ強化の構成の確認
- Step 2ビジネスセキュリティサーバのサービスの再起動
- Step 3信頼済みサイトに追加
- Step 4Webブラウザの設定変更
Step 1 Internet Explorer セキュリティ強化の構成の確認
Windows Server 2008 または Windows Server 2012 を利用している場合、この操作で改善するかを確認します。
この設定は、操作が完了したら元の状態に戻しても問題ありません。
- 開いているInternet Explorerのすべてのウィンドウを閉じます。
Windows Server 2008の場合
- [スタート] > [管理ツール] > [サーバー マネージャ] をクリックし、サーバー マネージャ開きます。
- 画面左側のメニューより [サーバー マネージャ(コンピュータ名)] を選択します。
- 画面右側の[サーバの概要] を展開し、 [セキュリティ情報] の右側にある [IE ESC の構成] のリンクをクリックします。
Windows Server 2012の場合
左下の[サーバー マネージャ] から[ローカルサーバー]をクリックし、プロパティ部分を右にスライドして[IE セキュリティ強化の構成]の「有効」部分をクリックします。
- [Internet Explorer セキュリティ強化の構成] 画面が表示されたら、管理者グループおよびユーザグループの各項目を「オフ」に設定し、[OK] ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
- Internet Explorer を開きなおし、管理コンソールへのログオンを実施します。
Step 2 ビジネスセキュリティサーバのサービスの再起動
- 以下のサービスを下記の順番で右クリックし、手動で停止します。
<IIS を利用している場合>
- Trend Micro Security Server Master Service
- World Wide Web Publishing Service
- IIS Admin
<Apache を利用している場合>
- Trend Micro Security Server Master Service
- Apache2
※サービスの停止・開始手順は次の製品Q&Aを参照してください。
- Trend Micro Security Server Master Service
- 停止後、続けて以下の順でサービスを開始します。
<IIS を利用している場合>
- IIS Admin
- World Wide Web Publishing Service
- Trend Micro Security Server Master Service
<Apache を利用している場合>
- Apache2
- Trend Micro Security Server Master Service
- IIS Admin
- 管理コンソールへのログオンを実施します。
Step 3 信頼済みサイトに追加する
- ビジネスセキュリティの管理コンソールを開き、画面上に表示されている URL をコピーします。
- IE を「管理者として実行」で起動します。
- IE のメニューバーより、[ツール] > [インターネット オプション] を選択し、[セキュリティ] タブを表示します。
- [セキュリティ設定を表示または変更するゾーン] から、[信頼済みサイト] を選択し、[サイト]ボタンをクリックします。
- 手順1. でコピーした管理コンソールの URL を空白に貼り付け、[追加] をクリックしWebサイトを追加します。
- Webサイト一覧の中に、管理コンソールのURLが登録されていることを確認し、[閉じる] ボタンをクリックします。
- 一度IE を終了し、再度管理コンソールにアクセスします。
Step 4 Webブラウザの設定変更
- 【Step3】の画面のまま続けて次の操作を実施します。
- [レベルのカスタマイズ] ボタンをクリックし、下記の設定がされているかを確認し、設定されていない場合は、設定してください。
- Authenticade で署名したコンポーネントを実行
→有効
- Authenticade で署名しないコンポーネントの実行
→ダイアログを表示
- マニフェストがあるコンポーネントのアクセス許可
→安全性 - 高
- ActiveX コントロールとプラグインの実行
→有効
- ActiveX コントロールに対して自動的にダイアログを表示
→有効
- ActiveX を警告なしで使用することを承認済みドメインのみに許可
→有効
- スクリプトレットの許可
→有効
- スクリプトを実行しても安全だとマークされていない ActiveX
→ダイアログを表示
- スクリプトを実行しても安全だとマークされている ActiveX
→有効 - バイナリービヘイビアーとスクリプトビヘイビアー
→有効
- 署名された ActiveX コントロールのダウンロード
→有効
- 未署名の ActiveX コントロールのダウンロード
→有効
※IE 9 を利用の場合は、次の項目も確認します。
- ActiveX フィルターを有効にする
→無効
- Authenticade で署名したコンポーネントを実行
- 一度IE を終了し、再度管理コンソールにアクセスします。