2019年7月31日に、「ウイルスバスター コーポレートエディション」の後継となる新製品「Trend Micro Apex One」が公開されました。
本製品Q&Aにて、ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.) として記載のあるものは、 基本的には、Trend Micro Apex One(以下、Apex One)でも同様となります。
共通の表の見方は以下の通りです。
- 設定直後にはバージョンが反映されていない場合があるため、しばらく経過後に再度確認してください。
- 「○」はバージョンが表示されるもの、「×」は「該当なし」と表示されるものを示しています。
- Webコンソール上で「該当なし」と表示されるコンポーネントについて、一度設定を有効にすると再度無効にした後にもバージョンが表示された状態になります。
- バージョン11.0についてはServicePack1適用済ビルド6496を基にしています。
- ビルド4665以降、ELAMパターンファイルが配信されますが、Webコンソールおよびクライアント管理コンソール上には表示されません。
- 「従来型スキャン」、「スマートスキャン」の項目は最低限の機能のみ有効とした場合を示しています。
- 「+FW」の項目はファイアウォールを有効にした場合を示しています。
- 「+WRS」の項目は「Webレピュテーションおよびスパイウェア対策」をアクティベートした場合を示しています。
- 「+DCS」の項目は「ダメージクリーンナップサービス」をアクティベートした場合を示しています。
- 「+不正変更防止」は挙動監視およびデバイスコントロールに関する不正変更防止サービスを有効にした場合を示しています。
(Windows Server 2008などのサーバOSは初期設定ではサービスが無効になっている点にご注意ください) - 「+SCS」の項目は不審接続サービスを有効とした場合を示しています。
- 「+APS」の項目は高度な保護サービスを有効とした場合を示しています。
- 「+IDF」の項目は情報漏えい対策オプションを有効とした場合を示しています。
■ Webコンソール
コンポーネント | 従来型スキャン | スマートスキャン | +FW | +WRS | +DCS | +SCS | +APS |
ウイルス検索エンジン | ○ | ○ | |||||
スマートスキャンエージェントパターン | × | ○ | |||||
ウイルスパターンファイル | ○ | × | |||||
IntelliTrap パターンファイル | ○ | ○ | |||||
IntelliTrap 除外パターンファイル | ○ | ○ | |||||
メモリ検索パターンファイル | ○ | ○ | |||||
スパイウェア検索エンジン (32ビット/64ビット) | ○ | ||||||
スパイウェアパターンファイル | ○ | ||||||
スパイウェア監視パターンファイル | △※1 | ||||||
挙動監視検出パターンファイル | ○※2 | ○※2 | |||||
挙動監視コアドライバ | ○※2 | ○※2 | |||||
挙動監視コアサービス | ○※2 | ○※2 | |||||
挙動監視設定パターンファイル | ○※2 | ○※2 | |||||
ポリシー施行パターンファイル | ○※2 | ○※2 | |||||
ダメージリカバリパターンファイル | ○※2 | ○※2 | |||||
デジタル署名パターンファイル | ○※2 | ○※2 | |||||
メモリ検索実行パターン | ○ | ○ | |||||
ダメージクリーンナップエンジン | ○ | ||||||
ダメージクリーンナップテンプレート | ○ | ||||||
起動時クリーンナップドライバ | ○ | ||||||
ファイアウォールドライバ | ○ | ||||||
ファイアウォールパターンファイル | ○ | ||||||
グローバルC&C IPリスト | ○ | ○ | |||||
適合度ルール | ○ | ||||||
ブラウザ脆弱性対策パターンファイル | ○ | ○ | |||||
スクリプトアナライザパターンファイル | ○ | ○ |
※1 従来型スキャンではバージョンが表示、スマートスキャンでは「該当なし」が表示されます。
※2 「不正変更防止サービス」の有効/無効にかかわらずバージョンが表示されます。
上記に加えウイルスバスター Corp. XGで追加されたもの
コンポーネント | 従来型スキャン | スマートスキャン | +機械学習型検索 | ++不正変更防止 |
ELAMパターンファイル | ○ | ○ | ||
高度な脅威検索エンジン | ○ | ○ | ||
高度な脅威相関パターンファイル | ○ | ○ | ||
プログラム検査監視パターンファイル | ○ | |||
CI エンジン (32/64 ビット) | ○※1 | |||
CI パターンファイル | ○※1 | |||
CI クエリハンドラ (32/64 ビット) | ○※1 |
※1 「機械学型検索」の有効/無効にかかわらずバージョンが表示されます。
■ クライアント管理コンソール
コンポーネント | 従来型 スキャン | スマート スキャン | +FW | +WRS | +DCS | +不正変更防止 | +SCS | +APS | +IDF |
ウイルス検索エンジン | ○ | ○ | |||||||
スマートスキャンエージェントパターン | ○ | ||||||||
ウイルスパターンファイル | ○ | ||||||||
IntelliTrap パターンファイル | ○ | ○ | |||||||
IntelliTrap 除外パターンファイル | ○ | ○ | |||||||
メモリ検索パターンファイル | ○ | ○ | |||||||
スパイウェア検索エンジン (32ビット/64ビット) | ○ | ||||||||
スパイウェアパターンファイル | ○ | ||||||||
スパイウェア監視パターンファイル | △※1 | ||||||||
URLフィルタエンジン | ○ | ||||||||
ネットワーク監視ドライバ | ○ | ○ | |||||||
ネットワークフィルタドライバ | ○ | ||||||||
スマートフィードバックエンジン | ○ | ○ | |||||||
挙動監視検出パターンファイル | ○ | ||||||||
挙動監視コアドライバ | ○ | ||||||||
挙動監視コアサービス | ○ | ||||||||
挙動監視設定パターンファイル | ○ | ||||||||
ポリシー施行パターンファイル | ○ | ||||||||
デジタル署名パターンファイル | ○ | ||||||||
ダメージリカバリパターンファイル | ○ | ||||||||
ダメージリカバリエンジン | ○ | ||||||||
メモリ検索実行パターン | ○ | ○ | |||||||
ダメージクリーンナップエンジン | ○ | ||||||||
ダメージクリーンナップテンプレート | ○ | ||||||||
起動時クリーンナップドライバ | ○ | ||||||||
ファイアウォールドライバ | ○ | ||||||||
ファイアウォールパターンファイル | ○ | ||||||||
情報漏えい対策オプションモジュール | ○ | ||||||||
グローバルC&C IPリスト | ○ | ○ | |||||||
適合度ルール | ○ | ||||||||
ブラウザ脆弱性対策パターンファイル | ○ | ○ | |||||||
スクリプトアナライザパターンファイル | ○ | ○ |
上記に加えウイルスバスター Corp. XGで追加されたもの
コンポーネント | 従来型スキャン | スマートスキャン | +機械学習検索 | +不正変更防止 |
ELAMパターンファイル | ○ | ○ | ||
高度な脅威検索エンジン | ○ | ○ | ||
高度な脅威相関パターンファイル | ○ | ○ | ||
プログラム検査監視パターンファイル | ○ | |||
プログラム検査エンジン | ○ | |||
CI エンジン (32/64 ビット) | ○ | |||
CI パターンファイル | ○ | |||
CI クエリハンドラ (32/64 ビット) | ○※1 | |||
機械学習型検索ローカルモデル(ファイル検出) | ○※2 | |||
高度な脅威テレメトリパターンファイル | ○※2 |
※1 「機械学型検索」の有効/無効にかかわらずバージョンが表示されます。
※2 Apex Oneにて追加されたコンポーネントです。