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本製品Q&Aでは、TMMSのサーバを最新版へのバージョンアップする手順を
記載しております。 

事前確認/手順確認

  
以下の内容について、バージョンアップ前にご確認ください。
 
  • TMMS 7.0/7.1の環境を使用している場合:
     
    TMMS 8.0 Service Pack 1 Critical Patch 2093 以降のバージョンへ
    直接バージョンアップする事ができません。
    バージョンアップを実施する場合、以下の "STEP1" と "STEP2" を
    実施してください。

  • TMMS 8.0(Service Pack適用を含む)環境を使用している場合:
     
    TMMS 8.0 Service Pack 1 Critical Patch 2093 以降のバージョンへ
    直接バージョンアップする事ができます。
    バージョンアップを実施する場合、以下の "STEP2" のみ実施してください。
 

Step 1 TMMS 8.0 Service Pack1へのバージョンアップ手順(7.0/7.1使用の場合)

 
手順は以下の通りです。
  
  1. ウイルスバスターコーポレートエディション(以下、ウイルスバスターCorp.)サーバが
    インストールされているサーバ端末で以下のレジストリを削除します。
     

    32bitの場合:

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\OfficeScan\service\Aos\OSCE_ADDON_TMMS\1_4_8.0.2093
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\OfficeScan\service\Aos\OSCE_ADDON_TMMS\1_4_8.0.2094

    64bitの場合:

    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\OfficeScan\service\Aos\OSCE_ADDON_TMMS\1_4_8.0.2093
    • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\OfficeScan\service\Aos\OSCE_ADDON_TMMS\1_4_8.0.2094
  2. ウイルスバスターコーポレートエディション(以下、ウイルスバスターCorp.)サーバが
    インストールされているサーバ端末で任意のローカルにフォルダを作成し、
    共有フォルダとして設定します。
     

     


     
  3. 最新版ダウンロードページから、TMMS8.0SP1JP_Common_Package.zip を
    ダウンロードします。
     
     
  4. ダウンロードしたファイルを解凍し、手順1で作成した共有フォルダ内に
    以下のファイルをコピーします。
     
     - server.ini
     - OSCE_PLS_TMMS.zip
     - OSCE_PLS_TMMS_Install.zip
     - OSCE_AOS_COMP_LIST.zip
     

     
  5. ウイルスバスター Corp. サーバのWebコンソールを開き、[アップデート] →
    [サーバ] → [アップデート元] を選択し、「現在のファイルのコピーを含むイントラ
    ネットの場所」 に手順1で作成した共有フォルダのアドレスを記載します。
     

     
  6. Windows のタスクバーより、[スタート] → [ファイル名を指定して実行] を選択し、
    [regedit] と入力します。

    入力後、レジストリエディタが開きますので、以下の内容に修正します。
     

    パス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\OfficeScan\service\Aos
    キー: OSCE_Addon_Service_CompList_Version
    値: 1.0.1000

  7. Windows のタスクバーより、[スタート] → [ファイル名を指定して実行] を選択し、
    [service.msc] と入力します。
    [サービス一覧] より、「OfficeScan Plug-in Manager」 を再起動します。
     
  8. ウイルスバスター Corp. Webコンソールを開き、[プラグインマネージャ] を
    クリックします。
     
  9. TMMSの "使用可能なバージョン" の項目に「8.0.2085」と表示されていることを
    確認し、[ダウンロード] を選択し、表示されたダイアログで「はい」をクリックし、
    ダウンロードを実施します。
     

     
  10. ダウンロード完了した後、「今すぐアップグレード」 をクリックし、
    アップグレードを開始します。
     
  11. ウイルスバスター Corp. サーバのWebコンソールを開き、[アップデート] →
    [サーバ] → [アップデート元] を選択し、アップデート元の設定を元に戻します。
     
  12. Windows のタスクバーより、[スタート] → [ファイル名を指定して実行] を選択し、
    [service.msc] と入力します。
    [サービス一覧] より、「OfficeScan Plug-in Manager」 を再起動します。
     

Step 2 TMMS 8.0 Service Pack1 Critical Patch 2094へのバージョンアップ手順

  
手順は以下の通りです。
  
  1. ウイルスバスター Corp. の管理コンソールを開き、[プラグインマネージャ] を
    クリックします。
     
  2. 「Trend Micro Mobile Security」 にて、以下のように表示されていることを
    確認します。
     
     例) 使用可能なバージョン 8.0.2094 「ダウンロード」ボタン
        現在のバージョン 8.0.2085 「アンインストール」ボタン
     
    1096537-1
     
  3. 「ダウンロード」ボタンをクリックし、表示されたダイアログで 「はい」を
    クリックしダウンロードを開始します。
     
  4. ダウンロードが完了した後、「今すぐアップグレード」をクリックし
    アップグレードを開始します。
     
    アップグレード作業を中断するには「後でアップグレード」をクリックするか
    そのまま別の画面を選択し、ブラウザを終了します。
     
    ※作業を中断した場合
    手順 1.~3.を実施すると「ダウンロード」ボタンが「アップグレード」ボタンに変化しているので「アップグレード」をクリックするとアップグレードが開始されます。

    1096537-2

  5. アップグレードが完了すると、自動的にプラグインマネージャの画面に
    戻ります。「Trend Micro Mobile Security」にて、以下のように表示
    されていることを確認します。
     
     例) 現在のバージョン 8.0.2094 「アンインストール」ボタン

    1096537-3
     
  6. 以上でアップグレードが完了します。「プログラムの管理」ボタンを
    クリックすると、TMMS の管理画面へアクセス可能となります。
     
  7. TMMS 7.0からバージョンアップした場合:
     
    TMMS 7.0の "アップデートサーバ" がインストールされている場合、 
    [ スタート] → [ コントロール パネル] → [ プログラムと機能] から
    アンインストールを実施します。
     
    次に、TMMSの管理コンソールから、 [管理] → [ポリシーサーバの設定] →
    [共通設定] をクリックし、ダウンロードリンクからポリシーサーバのパッケージを
    ダウンロードします。
    その後、任意のサーバ上で、パッケージ内のインストーラをダブルクリックし、
    インストール開始します。
    インストール完了後、[管理] → [ポリシーサーバの設定] にてIPアドレス/
    ポート番号を入力します。
     
     
    TMMS 7.1 以降からバージョンアップした場合:
     
    マスターサーバがアップグレードされると、ポリシーサーバも自動的に
    アップグレードされます。
    (DMZなどでポリシーサーバを構成している場合も同様です。 )
     
  8. サーバのアップグレード後、モバイルデバイス端末へアップデートの
    通知が自動で送られます。
     
    ※アップデート通知がこない場合は、[モバイルデバイス] を選択し、
     クライアントツリーより対象のクライアントを選択し[アップデート] を
     クリックしてください。