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DSVAで保護されている仮想マシンを、予約/手動検索が行われている途中でvMotion した場合、仮想マシンのvMotion 完了後、vMotion実行前に実施されていた予約/手動検索は続きから再度実施されます。
 
ただし、既知の制限事項としまして、不正プログラム検索の実行中にvMotionの処理が発生すると、Agentレスおよびコンバインモードにより保護されているホストが別のホストに移行された時点で検索が中止される可能性があります。

イベントで「不正プログラムの手動検索の失敗」が記録された場合、または「不正プログラムの手動検索の開始」が記録されて対応する「不正プログラムの手動検索の完了」が記録されていない場合は、検索が中止されて最後まで完了していません。

VMware側の設定で対象仮想マシンがvMotionされないように設定した上で、予約/手動検索を実施してください。

また、以下の予約タスクが行われている途中でvMotion した場合、実行されている予約タスクの処理が中断するなどの問題は発生いたしません。

 <予約タスク>
 ・セキュリティアップデートの確認
 ・ソフトウェアアップデートの確認
 ・コンピュータの変更を検索

DSM と DSVA はゲスト 仮想マシン の vMotion タスクを処理し、vMotion の前に最終的な状態を保存します。
そして、他の ESXI に vMotion した後、タスク (予約タスク含む) を再開いたします。
実行中の操作は一時的に中断されますが、通常の場合、中断される時間は数秒であり、予約タスク実行への影響はございません。

Agent優先のコンバインモードによって管理が行われている端末を使用する場合は、
DSA による管理が行われている端末と同じ動作となり、予約タスクの実行は中断されません。
 

基本的にタスクの処理中はvMotionなどの操作を行わないことを推奨しています。