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Apex One サーバのWeb管理コンソールにApex One セキュリティエージェントのドメインアイコンが×印と表示される場合、[検索方法] として「スマートスキャン」を選択しているにも関わらず、Apex One セキュリティエージェントがSmart Protection Server と通信できないことが要因と考えられます。


以下の手順に沿って確認します。 
  1. Apex One サーバをインストールする際に、統合Smart Protection Serverをインストールしていない場合、[検索方法]のdefault設定が「スマートスキャン」に設定されいるため、ドメインアイコンにx印が表示されます。解決方法としては、下記2つの方法をご参照ください。
     
    1. 従来型スキャンを使用します。スマートスキャンから従来型への切り替え方法については、下記製品Q&Aをご参照ください、

      ■従来型スキャン、スマートスキャンの切り替え方法
    2. スタンドアロン型のSmart Protection Serverを構築し、「スマートスキャン」を使用します。下記手順をご参照ください。

      1. スタンドアロン型のSmart Protection Serverの構築手順については、下記最新版 
        ダウンロードページにあるインストールガイドをご参照ください。

        ■最新版ダウンロードページ  
         http://downloadcenter.trendmicro.com/index.php?regs=jp&clk=latest&clkval=4141&lang_loc=13

      2. 構築後、Apex One サーバのWeb コンソールで、[管理] → [Smart Protection] → [Smart Protectionソース] に移動します。

      3. [標準リスト] リンクをクリックします。

      4. 表示される画面で、[追加]をクリックし、構築したSmart Protection Serverの情報を入力し、[接続テスト]をクリックます。

      5. Smart Protection Serverとの接続が正常に行われたことを確認します。
        
  2. 統合スマートスキャンサーバをインストールした場合、正常にインストールされていることならびに接続が行えることを確認します。下記手順を行い確認して下さい。
     
    1. Windowsのサービスを開き、次のApex Oneのサービスが実行されていることを確認します。
       - Trend Micro Smart Scan Server
       
    2. Windowsのタスクマネージャを開き、次のApex Oneのプロセスが実行されていることを確認します。
      - iCRCService.exe
       
    3. Apex One サーバのWeb コンソールで[管理] → [Smart Protection] → [Smart Protectionソース] に移動します。
       
    4. [標準リスト] リンクをクリックします。
       
    5. 表示される画面で、[統合Smart Protection Server] をクリックします。
       
    6. 表示される画面で、[接続テスト] をクリックし、統合スマートスキャンサーバとの接続が正常に行われたことを確認します。
        
    7. 手順6.に記載されているポート(ファイルレピュテーション、Webレピュテーション)に対して、Apex One セキュリティエージェントから接続が出来るか確認します。
      コマンドプロンプトで下記コマンドで入力し、接続出来ることを確認してください。
       
      telnet XX (XXには、実際に使用しているポート番号を入力して下さい。)

※Apex One サーバのWeb管理コンソールにApex One セキュリティエージェントのステータスもオフラインと表示されている場合は、サーバ/エージェント間の通信に問題がある可能性がございます。下記FAQをご参照ください。

■サーバのWeb管理コンソール上で、エージェントのステータスがオフラインと表示される
https://success.trendmicro.com/solution/KA-0003521