コンポーネントアップデートのたびに「新しいパターンまたはエンジンファイルが利用可能」または「新しいセキュリティアップデートが利用可能」アラートが発生するのは、製品仕様となり、障害ではありません。Deep Security 9.5 以降では、DSA や DSVA は Deep Security Relay (以下、DSR) 経由でコンポーネントのアップデートを実施しますが、DSR がトレンドマイクロアップデートサーバより最新のコンポーネントをダウンロードした際に、DSA/DSVA が持つコンポーネントが一時的に古い状態となるため、本アラートが発生します。
また、本アラートは、「警告」や「エラー」を意味するものではなく、あくまで「お知らせ」レベルの内容となりますので、本アラートの通知を受信することによる運用上の懸念がある場合は、以下設定にて対応してください。実際にアップデートに関連するエラーが発生した場合は、「コンポーネントのアップデートの失敗」などのアラートによって通知されます。
Deep Security 9.5 / 9.6 / 10.0 / 11.0 / 12.0 の場合
管理コンソールの [アラート] タブ → [アラートの設定] にて、
[新しいパターンファイルアップデートがダウンロード済みで利用可能] または
[新しいパターンファイルアップデートがダウンロード済みで利用可能] または
[新しいルールアップデートがダウンロード済みで利用可能] にて、
本アラートをオフに設定するか、以下 3 つのチェックを外し、通知メールを受信しないようにします。
- このアラートの発令時、通知のメールを送信する
- このアラートの条件が変更になった場合 (アイテムの数など)、通知のメールを送信する
- このアラートが存在しなくなったとき、通知のメールを送信する