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Webブロックリストについて

「Webブロックリスト」とは、「Webレピュテーション」機能で利用するパターンファイルの一種で、Webレピュテーションサーバ側で保持しています。危険と見なされるWebサイトのURLやレピュテーションスコアなどが蓄積されています。

Webレピュテーションとは

Webレピュテーションとは、WebサイトへのHTTP接続時に、接続先のWebサイトの信頼性をチェックし、アクセス制限をかけることが可能なトレンドマイクロのソリューションです。
トレンドマイクロでは世界中のWebサイトを常時監視し、1日数十億のWebサイトの信頼度を評価し、Web評価データベースへの登録・更新を行っています。
膨大なWeb評価データベースには、ドメイン・IPアドレスなどの登録変更履歴やフィッシングサイトやスパム送信元としてデータベースへの登録があるか、不正プログラムの検出履歴など、多面的にそのWebサイトの危険度を採点化したものが蓄積・更新されています。

Trend Micro Apex One(以下、Apex One)では、Webレピュテーション機能を有効にすることで、この Web 評価データベースにアクセスし、Web サイトにアクセスする前にその Web サイトの危険度をチェックし、評価が悪い場合には、あらかじめアクセスを拒否する制御機能を提供します。

Webレピュテーション機能の詳細および有効化の手順に関しては以下の製品Q&Aをご参照ください。

Webレピュテーション機能が有効のコンピュータでは、Webサイトへアクセスする際に、そのURL情報をWebレピュテーションサーバへ対してクエリを送信します。

Webレピュテーションサーバは、「Webブロックリスト」のデータを元に、そのWebサイトが安全かどうかを図るレピュテーションスコアをクエリ元のコンピュータへ返答します。

その応答スコアとお客様が設定するポリシーに応じて、対象のWebサイトへのアクセスを許可するか/ブロックするかを決定しています。

クエリ先のWebレピュテーションサーバには、以下のいずれかを指定できます。
 
Webレピュテーションサーバの種類詳細
Smart Protection Networkクラウド上に存在するSmart Protection Serverです。
統合Smart Protection ServerApex One サーバプログラムと共存した(統合された)Smart Protection Serverです。

※Apex One サーバをインストール時に併せてインストールする必要があります。
Trend Micro Smart Protection Server (スタンドアロン)

お客様の環境内で、独立してインストール/構築するSmart Protection Serverです。