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TMSM 2.0 における主な新機能
 
Trend Micro Security (for Mac) 2.0 における主な新機能は以下のとおりです。
 - 検索パフォーマンスと機能の向上
 - WebレピュテーションのSmart Protectionソース利用
 - アップデートの機能強化
 
その他の新機能および詳細につきましては、付属のReadmeをご覧ください。
※Readmeにつきましては、最新版ダウンロードページからダウンロードしてください。


システム要件
Trend Micro Security 2.0のインストール要件に準じます。
本バージョンは、TMSM 2.0 の新規インストール環境、あるいはTMSM 1.5 からのアップグレード環境に適用してください。
 
※ご注意1※
以下のMac OS X バージョンおよびモデルではTMSM 2.0をご利用いただくことができません
 - Mac OS X 10.4 (Tiger)
 - Mac OS X 10.5 PowerPC版 (Leopard)
対象のコンピュータをお使いのお客様はTMSM 2.0へアップグレードする前に必ず下記製品FAQをご確認ください。
 
 
※ご注意2※
Windows Server 2012 へ ウイルスバスター Corp. サーバを導入している場合は、必ず下記製品FAQをご確認ください。
 
 

モジュールの入手方法
TMSM 2.0 のインストール用モジュールは、ウイルスバスター Corp. のWebコンソール [プラグインマネージャ]よりダウンロードしてください。
付属のReadme/管理者ガイドにつきましては、最新版ダウンロードページよりダウンロードしてください。


■インストール手順
  
TMSMサーバ:
    
TMSMサーバへのインストール手順は次の通りです。

※注意
TMSMサーバのインストールには、.net framework や Java Runtime Environment の特定のバージョンが必要になります。インストール要件を満たさない場合、インストール完了後、管理コンソールが表示されないなどの不具合が生じます。
必ず reamde 記載のシステム要件を満たしたうえでインストールを行っていただけるようお願いします。
 
  1. ウイルスバスター コーポレートエディション の管理コンソールを開いて、メインメニューの [プラグインマネージャ]をクリックします。
         
  2. Trend Micro Security (for Mac) のセクションに移動して、[ダウンロード] をクリックします。
        

     

      
    ※画像は TMSM 1.5 Service Pack 4 からのアップグレードのものです。新規インストールの場合は、一部異なります。

           
  3. ダウンロードの進行状況を確認します。ダウンロード中は、この画面以外にも移動できます。
         

    パッケージのダウンロード中に問題が発生した場合は、ウイルスバスター Corp. Web コンソールでサーバアップデートログを確認してください。メインメニューで、[ログ] → [サーバアップデートログ] をクリックします。
               
  4. プラグインマネージャによるパッケージのダウンロードが完了すると、新しい画面が開き、[アップグレード]または、[後でアップグレード]のオプションが表示されます。
       
     
         
  5. [アップグレード]をクリックした場合は、インストールの進捗を示すステータスバーが表示されます。
       

    ※画像はアップグレード時のものです。新規インストールと一部が異なります。
         
  6. プラグインマネージャの画面にて、2.0.1030 と表示されていることを確認します。
      

         
    また、[管理]>[Trend Micro Security (for Mac)について] からバージョンとビルドを確認します。
       
      
        


        
※トラブルシュート
TMSMサーバのインストール完了後、管理コンソールが表示されない場合、下記FAQを参照してください。
「プログラムの管理画面が表示されない」 

以上でTrend Micro Security サーバのインストール作業は完了です。
    
新規でTMSMエージェントをインストールする場合には、ここまでの作業でTMSM2.0状態のエージェントインストーラが作成されていますので、TMSM管理コンソールの[管理]>[エージェントインストールファイル]からエージェントインストールファイルを取得し、TMSMエージェントの新規インストールを実施してください。

既存のTMSMエージェントへの本バージョン適用については、下記の手順に進みます。   
    
TMSMエージェント:
     
TMSMエージェントへの適用手順は次の通りです。

※注意
TMSMサーバにて 4343, 8080, 61617 ポート(初期設定時)が開いていない場合、TMSMエージェントインストール後、「Trend Micro Security はアクティベートされたサーバに登録されていません」というメッセージが表示されたり、アップデートに失敗します。TMSMサーバにて 4343, 8080, 61617 ポートを開放いただけるようお願いします。
 
  1. ウイルスバスター コーポレートエディション の管理コンソールを開いて、[サーバアップデート]>[手動アップデート]を開きます。
         
  2. [手動サーバアップデート]>[アップデートするコンポーネント]のリストで[Trend Micro Securityクライアント] にチェックが入っている事を確認し、[アップデート] を実行します。
       

     ※[サーバアップデート]>[予約アップデート] では初期設定で、[Trend Micro Securityクライアント]は無効になっています。
    そのため、予約アップデートをお使いいただいている環境でもこの手順は必要になります。

        
  3. [概要] の[ネットワーク上のコンピュータのアップデートステータス]>[Trend Micro Securityクライアント]で[現在のバージョン]が"2.0.1020" である事を確認します。
        


       
  4. TMSMサーバでアップデートが完了すると、自動でTMSM2.0 エージェントが適用されます。
         
  5. [概要] 画面にアクセスし、すべてのクライアントが[2.0.1020] にアップデートされたかどうかを確認します。
         
  6. TMSM 2.0 にアップデートされていないTMSMエージェントが存在する場合、必要に応じて、下記に記載の、TMSM サーバから開始するアップデート、あるいは TMSMエージェントからの手動アップデートを実施してください。
      
    TMSMサーバが開始するアップデート:
    [クライアント管理]>[タスク]>[アップデート] に進むと、Webコンソールからアップデートを開始できます。
      
    TMSMエージェントからの手動アップデート:
    ユーザがMacintoshコンピュータからアップデートを開始します。
    screenshot1
         
    上記の後もアップデートされない場合には、TMSMエージェントの再インストールを実施してください。
    ※TMSMサーバが TMSM2.0 にアップデートされると、TMSMエージェントのインストールパッケージもTMSM2.0適用状態に更新されます。そのため、更新されたインストールパッケージを使用してTMSMエージェントを再インストールを実施する事でもアップデートは可能です。
          
  7. TMSMエージェント側でバージョンを確認します。
    メニューバー上からTMSMエージェントのアイコンをクリックし、エージェントの管理コンソールを開きます。


※トラブルシュート
TMSMエージェントインストール後、「Trend Micro Security はアクティベートされたサーバに登録されていません」というメッセージが表示されたり、アップデートに失敗する場合には、下記のFAQを参照してください。
「Trend Micro Security (for Mac) クライアントがサーバに接続できない問題発生時の確認および取得する情報」

 
■よくある質問
 
Q) TMSM2.0 エージェントをインストールする際のエージェントへの配信量を教えて下さい。
A) TMSMエージェントへのモジュール配信サイズは、約35MB です。
 

Q) TMSMサーバ/エージェントへ本バージョンを適用する際に、
  サービスやプロセスの再起動は発生しますか?
A) TMSMサーバ、TMSMエージェントともに、本バージョンの適用時に、
  下記のサービス/プロセスの再起動が行われます。
 
 ▽TMSMサーバ:
    <再起動するサービス>
  - ActiveMQ for Trend Micro Security
  - SQL Server (TMSM)
  - Trend Micro Security (For Mac)

 ▽TMSMクライアント:
    <再起動するプロセス>
  - iCoreService
  - iCorePluginMgr
  - TmLoginMgr
  - TrendMicro Security クイックメニュー