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カスタムサンドボックスのインポートに失敗する原因として考えられる主な要因には、以下のようなものが挙げられます。
  • NICの設定がDHCPになっていない
  • サンドボックスイメージをエクスポートする際、CD/DVDドライブが空になっていない
  • Microsoft Office等の必須アプリケーションがインストールされていないか、ライセンス認証されていない
  • Administratorでの自動ログインが設定されていないか、指定されたパスワードが誤っている
  • CD/DVDドライブの自動再生が設定されていない
  • Windowsファイアウォールを有効化している
  • VMware Toolsがインストールされたままになっている
  • エクスポートするOVAフォーマットのバージョンが誤っていた
  • OVAファイルのサイズが大きすぎる
  • ネットワークアダプターの「ケーブル接続」オプションが外れている
  • (Windows 8 / 8.1)デスクトップへ移動するオプションが外れている
まずは、管理者ガイドなどに記載されている通りに設定されていることを確認し、法人カスタマーサイト (Deep Discovery ダウンロードサイト) または製品出荷時の付属 CD から入手可能なツールを使用し、作成したカスタムサンドボックスイメージの設定およびインストール済みアプリケーションに問題がないことを確認してください (法人カスタマーサイトへは、関連リンクよりアクセスしてください)。

ヒント

ご利用の製品・バージョンが DDI 3.8 以降/DDAN 5.1 以降/DDEI 2.1 以降の場合、Virtual Analyzer Image Preparation Tool (SandboxWizard) を使用してください。上記バージョン未満の各製品をご利用の場合は、vBoxChecker.zip および SandboxVerify.iso を使用してください。

また、Virtual Analyzer Image Preparation Tool は、不定期にアップデートされています。ご利用のツールが最新版でない可能性もあるため、アップデートがあるかどうかをご確認頂くことを推奨します。

DDI 3.8 未満/DDAN 5.1 未満/DDEI 2.1 未満の場合

vBoxChecker.exe による確認

本ツールを使用し、作成したカスタムサンドボックスイメージの設定を確認します。ツールの使用方法については、 法人カスタマーサイトまたは製品出荷時の付属 CD から入手可能な「Virtual Analyzer Validation Tools ガイド」を参照してください。次のように、本ツールの実行結果ですべての項目が OK となっていれば、カスタムサンドボックスイメージの基本的な設定に問題はありません。
次のように、いずれかの項目で "Failed" といった結果が表示される場合は、管理者ガイドを参照のうえ、設定の再確認および変更を行い、再度イメージをエクスポートしてください。

SandboxVerify.iso による確認

本ツールを使用し、作成したカスタムサンドボックスイメージにインストールされているアプリケーションを確認します。ツールの使用方法については、 法人カスタマーサイトまたは製品出荷時の付属 CD から入手可能な「Virtual Analyzer Validation Tools ガイド」を参照してください。
本ツールを実行した結果、次のように「Software checking OK.」と表示されることを確認してください。それ以外の結果となる場合は、管理者ガイドを参照し、必要なアプリケーションの確認やインストールなどを行い、再度イメージをエクスポートしてください。

DDI 3.8 以降/DDAN 5.1 以降/DDEI 2.1 以降の場合

Virtual Analyzer Image Preparation Tool (SandboxWizard.exe) による確認

本ツールは、カスタムサンドボックスイメージの作成のほか、インポートしたカスタムサンドボックスイメージの設定確認および検証を行うことができます。ツールの使用方法や詳細については、 法人カスタマーサイトまたは製品出荷時の付属 CD から入手可能な「Virtual Analyzer Image Preparation Tool ユーザガイド」を参照してください。
以下のように、「Sandboxを使用できます」画面が表示されることを確認してください。

採取情報

上記ツールの実行結果やその他の設定に問題が無いにも関わらず、引き続きインポートに失敗する場合は、以下情報を採取のうえ、弊社サポートセンターまでご連絡ください。
  • カスタムサンドボックスイメージの OS およびアプリケーションのバージョン情報
  • カスタムサンドボックスイメージの作成に使用したツールのバージョン・ビルド情報
  • (Virtual Analyzer Image Preparation Tool の場合のみ) ツールと同フォルダ内の「log」フォルダ内のすべてのファイル
  • インポート時の仮想アナライザ関連デバッグログ (採取方法に関しては、関連リンクの製品 Q&A よりご確認ください)
  • インポートに失敗したときのエラーコードがわかるスクリーンショット (DDI 3.8 以降/DDAN 5.1 以降/DDEI 2.1 以降)
  • インポートに失敗する直前の「内部仮想アナライザ」のスクリーンショット (DDI のみ)
    1. https://[DDI の IP アドレス]/html/troubleshooting.htm にアクセスします
    2. [内部仮想アナライザ] メニューをクリックし、スクリーンショットを採取します (ステータスが noimage となっている場合は、再度インポートを実施していただき、失敗する直前のスクリーンショットを採取してください)
また、調査のためお客さまのカスタムサンドボックスイメージを弊社へ送付して頂くことをお願いする場合もあります。あらかじめご了承ください。