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データベースのバックアップおよびリストアを実施する手順は以下のとおりです。
データベースのリストアは必ず同じバージョン(ビルド)間で実施ください。 異なるビルド間で実施するとデータベースの不整合が発生し起動しなくなります。(※異なるビルド間のリストアはサポート対象外となります)

データベースのバックアップ手順

以下の手順を実施し、データベースのバックアップを取得します。
 
  1. 脆弱性対策オプションのWebコンソールにログインします。
     
  2. [システム] > [タスク] 画面に移動し、画面右上で [新規] > [新規予約タスク] を
    選択します。
     

     
  3. [新規予約タスクウィザード] が表示されますので、[種類] のプルダウンメニューで
    「バックアップ」を選択し、頻度を設定します。 その後、[次へ] をクリックします。

    ※本ページでは、例として、「1回のみ」を選択します。
      
      
  4. [開始日] と [開始時刻] を設定し、[次へ] をクリックします。
     
    ※デフォルトで表示されている設定で問題がなければ、[次へ] をクリックします。
     
     
  5. バックアップファイルの保存先に任意のディレクトリを入力します。
     
    例)
     C:¥Program Files¥Microsoft SQL Server¥MSSQL.1¥MSSQL¥Backup¥
     

     
  6. タスクを実行します。
     
       
  7. Webコンソールで[システム]>[システムイベント]画面に移動し、[バックアップの完了]イベントが表示されるまで監視します。
      
     

 

バックアップは、IDFBackup.bakという固定のファイル名で作成されます。そのため、定期的にバックアップを取得するタスクを作成した場合、前回のバックアップファイルに追記で保存されます。そのため、バックアップファイルはバックアップの度に増加していきますので、ディスクサイズにご注意ください

データベースのリストア手順

以下の手順を実施し、データベースのリストアを実施します。
以下手順で案内しているIDFRestore.bat は脆弱性対策オプションに同梱されているMicrosoft SQL Server 2005 のみに対応しております。Microsoft SQL Server 2008 以降を利用している環境で復元したい場合は、専用のバッチファイルについてサポートセンターまでお問い合わせください。
また、SQL ユーザアカウントにSysadmin 権限を付与する必要があります。権限を付与する手順はこちらをご覧ください。
  1. Windowsのスタートメニューから [管理ツール] > [サービス] を選択し、
    [脆弱性対策オプション]サービス(Intrusion Defense Firewall)を停止します。
     
     
     
  2. IDFのルートディレクトリ からIDFRestore.bat をテキストエディタ等のメモ帳で開きます。

    ルートディレクトリは通常以下の通りです。

    32bit の場合:
    C:\Program Files\TrendMicro\OfficeScan\Addon
    \Intrusion Defense Firewall

    64bit の場合:
    C:\Program Files(x86)\TrendMicro\OfficeScan\Addon
    \Intrusion Defense Firewall

  1. バックアップファイルが保存されているディレクトリならびにファイル名をIDFRestore.batに記載する必要があります。
      
    例)
     IDFBackup.bakというファイルが、C:¥IDF Backups¥保存されている場合、
     次のような変更を加えます。

    CALL sqlcmd -S localhost¥IDF -E -v backUpFile="C:¥IDFBackups¥IDFBackup.bak" -i "IDFRestore.sql"

  1. IDFのサービスを開始します。
     
    ※復元時には、IDFRestore.bat によって、SQL SERVER バックアップディレクトリにあるIDFBackup.bak からの復元が試行されます
バックアップとリストアについては、管理者ガイドにも記載がありますので、ご参考にして頂ければと思います。
 
脆弱性対策オプション 管理者ガイド

※ P.176「バックアップ」および P.177「バックアップおよび復元のオプションを変更する」をご参照ください。