ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 より「セキュリティクライアント」から「セキュリティエージェント」に名称を変更いたしました。
新しいPCの購入や再インストール等で、ビジネスセキュリティクライアントをインストールするには、複数の方法が用意されています。
ここで紹介するインストール方法は、ビジネスセキュリティサーバへネットワーク接続できるクライアントコンピュータに対して、インストールしたいクライアントコンピュータ側で操作が可能な場合にお勧めのインストール方法です。
AutoPcc.exeの実行によるインストールの特徴
- インストールしたいコンピュータ側から、ネットワーク越しにサーバ内のファイル(AutoPcc.exe)を実行するだけですので、インストール作業が簡単です。
- インストールしたいクライアントコンピュータ側からの操作でインストールできます。
→サーバ側から一括で多数のコンピュータにインストールしたい場合はリモートインストールをお勧めします。バージョン10.0の場合はこちらをご確認ください。
- インストールしたいコンピュータが、ビジネスセキュリティサーバとネットワーク接続できる必要があります。
→ネットワーク接続環境のないスタンドアロンのコンピュータにインストールする場合は、次の製品Q&Aの方法をお勧めします。
インストール時の注意事項
- サーバとインストール対象のクライアントコンピュータ間の双方向間でNetBIOS セッション(初期設定137~139,445)が使用可能である必要があります。
- Windows 10 及び Windows Server 2012、2012 R2 にインストールする場合は次の注意事項もご覧ください。
インストールの開始
- インストール対象のコンピュータからサーバへ、以下のいずれかの方法でアクセスします。
[アクセス方法 A] ファイル名を指定して実行」からサーバへアクセスする
- Windowsの[スタート]メニュー、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
もしくは「Windowsキー」+「R」を押します。
- 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウが開きますので、
下記のいずれかを入力し、「OK」ボタンをクリックします。¥¥<サーバのコンピュータ名> あるいは、¥¥<サーバのIPアドレス>
例1) ¥¥server01
例2) ¥¥10.3.233.X
お客様の環境でサーバとクライアントコンピュータ間のアクセスに認証の制限を設けている場合は、下記のようなユーザ名やパスワードを入力画面が表示されることがあります。その際は、ネットワーク管理者にご相談の上、認証に必要なユーザ名とパスワードを確認し、入力してください。
- サーバへアクセスできたら、「ofcscan」フォルダが見えている事を確認します。
[アクセス方法 B] マイネットワークからサーバへアクセスする
- Windowsの [スタート] を右クリックし、[エクスプローラ] をクリックします。
- エクスプローラが起動しますので、左側のパネル内から [マイネットワーク] を 探し、クリックします。
- [ネットワーク全体] - [Microsoft Windows Network] に表示されたグループから、サーバが所属するドメイン又はWorkGroupをクリックします。
- さらにその中から、ビジネスセキュリティサーバのコンピュータをクリックし、「ofcscan」フォルダが見えることを確認します。
- [アクセス方法 A] あるいは [アクセス方法 B] でアクセスした後、「ofcscan」フォルダ内の「AutoPcc.exe」をそのままダブルクリックし実行します。
クライアントコンピュータ側にコピーして実行しないでください。
クライアントコンピュータからネットワーク越しに、サーバ内の「AutoPcc.exe」を実行する必要があります。
セキュリティの警告が表示される場合は、「実行」をクリックします。
- ファイルのコピーなどが始まりますので、そのまま待ちます。
- タスクトレイにアイコンが常駐することを確認します。
※「インストール完了」などのメッセージは特に表示されません。
以上でインストールは完了です。