ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 より「セキュリティクライアント」から「セキュリティエージェント」に名称を変更いたしました。
この手動アンインストール手順は、コントロールパネルなどを使用した通常のアンインストール方法を何らかの理由によって行えなくなった時のみ、実行してください。
TMSMサーバもインストールしている場合は、先にTMSMサーバのアンインストールを実施後、下記操作を行なってください。
明記している手順の中で「該当しないもの」「存在しないもの」などが存在している場合は、その手順を省いていただき、 次の操作を進めてください。
操作手順
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押し「ファイル名を指定して実行」を起動します。名前に「services.msc」を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
- 起動した「サービス」のコンソールから下記のサービスを停止します。
3つのサービスの停止が完了したら、「サービス」 のコンソールを閉じます。
- Trend Micro Plug-in Manager
- Trend Micro Security Server Master Service
- Trend Micro Smart Scan Service
-
キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押し「ファイル名を指定して実行」を起動します。名前に「cmd」を入力し、「OK」ボタンをクリックします。
コマンドプロンプトが開きます。
- コマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
(フォルダ名は初期設定ものを例としています)
- 32bit OSの場合
cd "C:\Program Files\Trend Micro\Security Server\PCCSRV" - 64bit OSの場合
cd "C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Server\PCCSRV"
32bit OSの場合の例
- 32bit OSの場合
- コマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
(Trend Micro Plug-in Manager をアンインストールします)
SVRSVCSETUP -uninstall_PLM
- コマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力し「Enter」キーを押します。
(Trend Micro Security Server Master Serviceをアンインストールします)
SVRSVCSETUP -uninstall
正常にアンインストールが完了すれば、特に何もメッセージは表示されません。入力状態に戻ったら、コマンドプロンプトを閉じます。
- コンピュータやエクスプローラなどからインストールフォルダを開き、「PCCSRV」フォルダのプロパティを開きます。
- インストールフォルダ:32bit OSの場合の例
C:\Program Files\Trend Micro\Security Server -
インストールフォルダ:64bit OSの場合の例C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Server
- インストールフォルダ:32bit OSの場合の例
- 「PCCSRV」 フォルダのプロパティの画面で、「共有」 タブをクリックし
[詳細な共有(D)]をクリックし「このフォルダーを共有する(S)」のチェックを外します。設定を適用します。
プロパティの画面を閉じます。
- インストールフォルダおよび内部のファイルをすべて削除します。
- インストールフォルダ:32bit OSの場合の例
C:\Program Files\Trend Micro\Security Server -
インストールフォルダ: 64bit OSの場合の例C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Server
- インストールフォルダ:32bit OSの場合の例
フォルダが削除できない場合、手順15のOS再起動後にもう一度お試しください。
- スタートメニューから [ウイルスバスター ビジネスセキュリティサーバ] のメニューのうちの1つを右クリックし、[その他] > [ファイルの場所を開く] をクリックします。
エクスプローラーが開きますので、対象のショートカットをすべて削除してください。
レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースです。レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても保証いたしかねます。レジストリ内容の参照はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。なお、レジストリの編集前に、必ずバックアップを作成することを推奨いたします。バックアップ方法の詳細は、ご使用のWindowsのヘルプをご参照ください。
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キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押し「ファイル名を指定して実行」を起動します。名前に「regedit」を入力し、「OK」ボタンをクリックします。レジストリエディタが開きます。
- 次のレジストリ キーを右クリックし、[削除] します。
32bit OSの場合
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\WFBS
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Security Server-"サーバ名"
64bit OSの場合
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\WFBS
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\
CurrentVersion\Uninstall\Security Server-"サーバ名"
32bit OS/64bit OS共通
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Ofcservice
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Services\Ofcservice
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet002\Services\Ofcservice
[削除例]
- 削除が完了したら、レジストリエディタを閉じます。
- デスクトップ上のセキュリティダッシュボードへのショートカットを削除します。
- コンピュータを再起動します。
以上で操作は終了です。
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【対象バージョン】
9.0、9.5、10.0