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  • 異なる役割のサーバにコピーした場合(メールボックスからハブトランスポート、など)、共通の項目は引き継ぐことができますが、サーバごとの設定は初期設定になります。
    そのため、役割が異なる場合は役割毎に設定ファイルをバックアップいただくことをお勧めいたします。

    例)
    【ハブトランスポートのみ】
    ・スパムメール対策
    ・Web レピュテーション
    ・上記に関連するシステムイベント通知やレポート

    【メールボックスのみ】
    ・手動検索
    ・予約検索
    ・管理 - リアルタイム検索設定
    ・上記に関連するシステムイベント通知やレポート

バックアップ手順

  1. クラスタ環境の場合は「SMEX-サーバ名」リソースをオフラインにします。クラスタ環境でない場合は、そのまま手順2に移ってください。
  2. 以下の2つのサービスを停止します。
    ・InterScan for Microsoft Exchange Master Service
    ・SQL Server (SCANMAIL)
  3. 以下のファイルを保存します。
    ※環境によって対象のファイル名が異なりますので、ご利用の環境に応じたファイルを保存してください。

    【ISME 11.0 以前もしくは ISME 11.0 から 12.0 以降のバージョンにアップグレードした環境の場合】
     Conf.mdf, Conf_log.LDF
     Log.mdf, Log_log.LDF
     Report.mdf, Report_lo.LDF

    【ISME 12.0 以降のバージョンを新規インストールした環境の場合】
     ScanMail.mdf, ScanMail_log.ldf

    [保存先]
    クラスタ環境の場合 {共有ドライブ}:\SMEX\data
    シングルサーバの場合 C:\Program Files\Trend Micro\isme\data
  4. 以下の2つのサービスを開始します。
    ・InterScan for Microsoft Exchange Master Service
    ・SQL Server (SCANMAIL)
  5. クラスタ環境の場合は「SMEX-サーバ名」リソースをオンラインにします。クラスタ環境でない場合は、本手順は不要となります。
 

リストア手順

    設定ファイルをリストアする際は、バックアップ時と同一の修正プログラム(hotfix, Patch, Service Pack)を適用した状態で作業を実施してください。
    1. クラスタ環境の場合は「SMEX-サーバ名」リソースをオフラインにします。クラスタ環境でない場合は、そのまま手順2に移ってください。
    2. 以下の2つのサービスを停止します。
      ・InterScan for Microsoft Exchange Master Service
      ・SQL Server (SCANMAIL)
    3. 以下のファイルをリストアします。
      ※環境によって対象のファイル名が異なりますので、ご利用の環境に応じたファイルをリストアしてください。

      【ISME 11.0 以前もしくは ISME 11.0 から 12.0 以降のバージョンにアップグレードした環境の場合】
       Conf.mdf, Conf_log.LDF
       Log.mdf, Log_log.LDF
       Report.mdf, Report_lo.LDF

      【ISME 12.0 以降のバージョンを新規インストールした環境の場合】
       ScanMail.mdf, ScanMail_log.ldf

      [保存先]
       クラスタ環境の場合 {共有ドライブ}:\SMEX\data
       シングルサーバの場合 C:\Program Files\Trend Micro\isme\data
    4. 以下の2つのサービスを開始します。
      ・InterScan for Microsoft Exchange Master Service
      ・SQL Server (SCANMAIL)
    5. クラスタ環境の場合は「SMEX-サーバ名」リソースをオンラインにします。クラスタ環境でない場合は、本手順は不要となります。