Trend Micro Deep Security(以下、DS)およびTrend Cloud One - Endpoint and Workload Security(以下、C1WS)は、日々変化し続ける脅威への効果的な対策、および、複数の問題修正のため定期的にUpdateプログラムを公開しています。 このUpdateプログラムの中には、最新の検索エンジンなどによる脅威の対応および脆弱性対応を行っておりますため、四半期を目安として最新バージョンを適用していただきますようお願いします。 なお、Updateプログラムには既知の問題に対する修正を累積的に含んでおり、最新Updateのプログラムは既知の問題を包括的に解決いたします。 安定した状態で製品をご使用いただくためにも、弊社ではDSおよびC1WSをご利用されているすべてのお客さまにUpdateプログラムの適用を強く推奨しています。
事前のチェックポイント
製品 Q&A:Deep Security Agent インストール手順
Deep Security Virtual Appliance、および Deep Security Filter Driver をアップグレードする手順については、以下の製品 Q&A をご参照ください。
製品 Q&A:Deep Security Virtual Appliance アップグレード手順
DSM のアップグレード前に、必要に応じてデータベースのバックアップを実施してください。
製品 Q&A:[HowTo] バックアップまたはリストアする方法
DSMとDSAのビルドが異なる場合のサポートポリシーについては、以下の製品 Q&A をご参照ください。
製品 Q&A:Deep Security Manager と Agent のビルドが異なる場合のサポートポリシー
DSM (Windows) のアップグレード手順
- 新しいバージョンの DSM の Patch をトレンドマイクロのDeep Securityソフトウェアページからダウンロードし、対象コンピュータの任意のパス(C:\work 等)にコピーします (HotFix の場合には、個別に提供をさせていただいています)。
- モジュールをダブルクリックし、表示される画面の案内に従いDSMをアップグレードします。
- DSM 画面右上の [ヘルプ] > [バージョン情報] でバージョン情報を確認します。
DSM (Linux) のアップグレード手順
Deep Security ヘルプセンターに手順の記述がございます為、以下をご参照頂けますようお願い致します。
DSA/DSR のアップグレード手順
Deep Securityの最新Patch/Updateモジュールをインポートする
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- DSM の管理コンソールにて [管理] > [アップデート] > [ソフトウェア] > [ダウンロードセンター] に進みます。
- [トレンドマイクロのダウンロードセンター] 画面で、適用したい Patch を選択し、[インポート] をクリックします。
直接インポートができないPatch/Updateモジュールについては、一度ダウンロードセンターから DSM がインストールされているマシンのローカルフォルダにダウンロードを行い [管理] > [アップデート] > [ソフトウェア] > [ローカル] から [インポート] を実施してください。HotFix の場合には、個別に提供をさせていただいていますので、DSM がインストールされているマシンのローカルフォルダにダウンロードし [管理] > [アップデート] > [ソフトウェア] > [ローカル] から [インポート] を実施してください。
Patch/Updateモジュールの適用を行う
アップグレードが完了したら、対象のマシンの [概要] 画面の [処理] タブ、[ソフトウェア] セクションで、バージョン番号を確認します。
ダウングレード手順
以下をご確認ください。
DSM:「バックアップまたはリストア(復元)する方法」
DSA:「Deep Security Agentのロールバック手順」
サポートエンジニアが問い合わせ傾向を元にDeep Securityを安心してお使いいただくための情報をWelcome Page(DS/C1WS)にまとめました。
Welcome Page(DS/C1WS)で機能概要や、事前準備から運用開始までに必要なステップ、運用のコツをぜひご確認ください!