全アクセスユーザに対する除外設定
全アクセスユーザに対してすべての検索処理 (ウイルス/スパイウェア検索、圧縮ファイルの処理、ファイルタイプによるブロック、Web レピュテーションを含む) およびフィルタ処理から特定の URL を除外する場合は、こちらの手順を実施します。
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管理コンソールから [HTTP]→[URLアクセス設定]→[グローバルURLの信頼]([URLの信頼]) の順に進みます。
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[URLの信頼を有効にする] にチェックを入れます。
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[キーワード] に URL を入力し、[信頼する] ボタンをクリックします。
URL の登録方法についてはこちらをご参照ください。 -
[保存] ボタンをクリックし、作業終了となります。
信頼リスト内の特定の URL のみ検索対象としたい場合は、「除外リスト」を利用することで可能です。たとえば、「example.com」の Web サイトに対しては検索を除外するが、「example.com/aaa/bbb」のみウイルス検索を実施するには以下のようにします。
- 「example.com」を「前方一致」で「信頼リスト」に登録
- 「example.com/aaa/bbb」を「完全一致」で「除外リスト」に登録
※「除外リスト」に一致した URL についてはウイルス検索が実行されます。
ポリシー単位での除外設定
ポリシー単位での除外設定は、IWSS 5.6 Windows 版 以外で利用可能です。
グローバルポリシー以外にお客さま側で任意のポリシーを作成しており、そのポリシーに所属するユーザに対してのみ除外設定を行う場合や、Web レピュテーションとファイルタイプによるブロックの対象から特定の URL を除外したい場合は、こちらの手順を実施します。
また、HTTP検査やURLフィルタなど各機能の検索を除外する場合もこちらの手順を実施します。
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管理コンソールから [HTTP]→[設定]→[除外リスト] の順に進みます。
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[追加] をクリックし、リスト名と除外したい URL を登録します。
URL の登録方法についてはこちらをご参照ください。 -
[HTTP]→[高度な脅威保護] ([不正プログラム検査])→[ポリシー]、もしくは各機能のポリシーリストの画面に進み、除外設定を行いたいポリシー名をクリックします。
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[除外設定] タブに進み、プルダウンメニューから「承認するURLリスト」に手順2で作成した除外リストを指定します。
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HTTP検索ポリシーの場合は必要に応じて「選択した除外リストの内容を検索しない」にチェックを入れます。チェックの有無による動作の違いは以下のとおりです。
チェックを入れない場合:
Webレピュテーションとファイルタイプによるブロックから除外されます。
チェックを入れる場合:
Webレピュテーションとファイルタイプによるブロックに加え、圧縮ファイルの制限とウイルス/スパイウェア検索からも除外されます。 -
[保存] ボタンをクリックします。
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設定を即時反映させる場合は [ポリシーの配信] ボタンをクリックします。