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トラブルシューティング

  1. 最新のPatchをインストールし、事象が解決するか確認する。
  2. 特定の動作で問題が発生するか確認する。
    例: 特定のURLにアクセスした場合、ファイルをダウンロードした場合など
  3. "top"コマンドにて最もリソースを使用しているプロセスを確認する。

情報採取

トラブルシューティング実施後も、改善に至らない場合は以下の情報採取をしてください。
  1. トラブルシューティングの結果
  2. 簡易ネットワーク構成図
    例:
    Client -> Squid(172.X.X.X) -> (172.X.X.X)IWSVA(10.X.X.X) -> Internet
  3. IWSS/IWSVAを導入しているマシンのハードウェアスペック
  4. プログラムのバージョンおよびBuild(確認方法)
  5. プラットフォーム
     例: Bera Metal(HP DL 350 G5)、VMWare ESX 4.0
  6. 配置モード
     例: ブリッジモード、プロキシ転送モード
  7. 以下の質問に回答ください。
     - サーバに同時アクセスするユーザ数
     - ユーザ識別(LDAP/IPアドレス/ホスト名/識別なし)の設定
     - ICAPモードで発生している場合、利用しているキャッシングデバイスの種類
  8. 以下のコマンドの出力結果
     - # vmstat 2 20
     - # iostat -x 2 20
     - # /usr/iwss/ismpeek -d "Drnysucazw" -m 10
     - # /usr/iwss/stpeek -m 10
     - # ipcs -a
     - # pstack [最もリソースを消費しているプロセスのPID]
     - # gcore -o [coreファイルの出力先] [最もリソースを消費しているプロセスのPID]
         ([coreファイルの出力先]に出力されたcoreファイルをお送りください)
  9. 以下のファイルを取得
     /var/iwss/log/atop_****の全てのログファイルを取得します。
     ※IWSS 6.5 / IWSVA 6.5 SP2は事前にatopをインストールください。詳細は「atopのインストールについて」の項をご参照ください。
     ※IWSVA 6.5 SP3は次項の手順で取得できますので、実施不要です。
  10. 管理画面の[管理] > [サポート情報] > [システム情報ファイル]からシステム情報ファイル(CDT)を取得。
    詳細はこちらをご参照ください。

atopのインストールについて(IWSS 6.5 / IWSVA 6.5 SP2のみ)

以下の手順でatopをインストールください。
  1. IWSVAのCLIへrootログインします。
  2. 以下コマンドでインストールを実行します。
    # rpm -ivh /var/monitor/atop-1.23-3.x86_64.rpm
  3. 以下コマンドを実行し、出力例のような結果が出力されれば、atopは動作しています。
    # ps -ef | grep atop
      出力例:
       root 26523 1 0 12:54 pts/0 00:00:00 /usr/bin/atop -a -w /var/iwss/log/atop_XXXXXXXX 60
       root 26846 6269 0 12:54 pts/0 00:00:00 grep atop
atopが不要になりましたら、以下の手順でatopをアンインストールください。
  1. IWSVAのCLIへrootログインします。
  2. 以下コマンドでアンインストールを実行します。
    # rpm -e atop-1.23-3.x86_64